ヘボのアルバム (続編)

四季折々の戯言を・・・
そこから何が読めて来るか?

     『 パレスチナ紛争の真相は? 』

2023-12-15 12:38:15 | 日記

             

今日世界各地で非常に困った、しかも厄介な事象が頻発し出している・・・ ウクライナ侵略に始まりついつい最近では、またまたパレスチナ紛争が勃発した!!!何と罪もない尊い人命が数千人~数万人の単位で失われている。人間と言う動物は非常に欲深で意地汚い動物だと寂しくなる!!! 何でこうも欲深で狡猾なんだろう?こうした騒動ニュースを聞く度に背筋が凍り付く!!!

遡る事今から70年も前になるが高校生だった頃社会科で『世界史』を選んだ。高校3年だったと記憶している。末期試験に丁度大風邪を曳き期末テストが受けられなかった。当然単位を取るために追試があった。先生は浅川先生でこの道の大家だった。出された問題は総て筆記問題で4題位あった。高校時代社会科は大好きで分厚い世界史の教科書の他にも多くを読み勉強していたので筆記問題などスイスイだった。2年生の時取った人文地理も得意な分野だった。。。こんな一件もあったのか?浅川先生は担任でもなかったが、卒業後、同窓会に出ると覚えてくれていて色々とお話しさせていただいた記憶は新鮮で今でも歴史先生をよく覚えている・・・

この時代に学んだ世界史の中核は初期エジプト、メソポタミア、ヨーロッパ中世とモンゴル軍の世界制覇とも覚える大進出が記憶に新しい。ついつい先日もOさんとのヘボ談義の中でウクライナ、パレスチナ問題が話題になり延々と語り合った・・・ Oさんも世界史は大好きと見え非常に詳しい!!!そして、こんな本を教えてくれた。『唐-東ユーラシアの大帝国』。そして、遅ればせながらパレスチナの勉強・・・をとこんな本:エコノミスト:『ガザ』をAmazonに発注した。早いもので明日には配達してくれそうだ・・・・・・ 以下に書こうとしている事がもっと系統立てられ書かれていると思う・・・

Oさんの語りはこの時代の歴史には相当詳しく頭が下がる思いだった。トルコの大進出と絡めモンゴル、唐の世界制覇とも思える大繁栄には興味が湧く。併せて、パレスチナ問題も欠かす訳には行かない!!!パレスチナ紛争と言えば、何を隠そう今日専門家でさえその白黒の軍配を正しく捌ける妙案も無く今日に至っている。

 

まだまだ老い耄れ爺も若く30歳になるかならない時代だった。幸運にも腕時計の中東地区への拡販戦略の一端を担ったことがあった。この時代、中東地区における腕時計販売はほんの序の口で数個も売れれば頑張ったという位の市場性しかもっていなかった。服部時計店で海外販売を担当していたのが、『服部貿易』と言う部署だった。銀座4丁目の『和光』ビル4階に陣取っていた。腕時計のような消耗工業製品を拡販するには修理と言う裏の負の作業が当然の事ながら付き纏う!!! これとセットでないと大きな拡販は覚束ない!!! 戦後間もないこうした工業製品も裏作業セットが伴う事業が無いと販売は中々難しかった。遡り2~3年前に居たNY時代の腕時計販売はアメリカ駐留軍がお土産して持ち帰るPXビジネスの腕時計修理が大きな比重を占めていたことを振り返れば明々白々だった。 大きなビジネス展開には総合的判断が付き物で大局的視野を持たないと大きな進出は成し遂げられない!!!この時代の老い耄れ爺の経験は今でも大きな財産として大きな分野を占めている。

服部貿易の上層幹部の人達は凄いと思った。。。拡販と同時進行で販売後のメンテナンス:修理ビジネスに眼を付けられ展開するという戦略に打って出た居た。。。U取締り、O課長陣頭指揮の元中東地域(イラン、クエート、サウジ)への修理ビジネス支援隊が販売部門と同時進行で編成された。実はこの老い耄れ爺、この一員になったのだった。31歳だった・・・服部貿易のTさん、兄貴会社のMさんと私3人からなる珍道中だった。中心は自動巻腕時計のメインテナンス・修理とアフターケアーの情報収集、そして映写機を使った服部グループのPRだった・・・O課長さんは太っ腹だった。映写機は帰る際、サウジアラビヤの代理店にプレゼントして来ていいという。。。 そして11月、約2カ月に及ぶ中東への拡販支援ミッションの旅が始まった。講習会とは言ってもその地域の代理店の店にいる7~8人へのお勉強指導だった。コチトラは片言の英語位でこれを現地語、ペルシャ、アラビヤ語に転換させるという2重通訳が求められた。この分野はあれこれと珍道中の連続でハプニング続出だったが、時計修理に関してはイラン、クエート、そしてサウジは3か所:ダハラン、リヤド、ジェッダと周り夫々ある一定の成果を伝授させることが出来た。サウジの3か所では悪戦苦闘だった。サウジアラビヤのリヤドでは日本語~英語、此処までは何とか!!!英語~アラビヤ語への通訳に悪戦苦闘!!!通訳できる人が居なかった。 ホテルに泊まっていたお客さんが出て来てアラビヤ語にしてくれるという一場面もあった。今考えてもこの珍シーンが浮かび上がってくる。。。。。

こんな弥次喜多珍道中を尻目に指折り勘定して見ると50年にもなるが非常に貴重な経験をしていた・・・クエートに居た時の話であるが、代理店社長の家に招待された・・・ 此処では家族全員と代理店幹部が同席してくれた。そして、此処で信じられない場面に出会った!!!!!この一族は当然アラブ人、パレスチナ系だろうと推測する・・・・小さな小さな子供達までユダヤに対する憎しみを口に出し尖り口してユダヤ人に対する憎しみを口に出していた。 今思えば何世紀にも亘る中東戦争の一端をこの家族で知った。この瞬間の場面たるや尋常ではなかった。恐る恐る聞いたがこうしたアラブ人のイスラル:ユダヤ人に対する憎しみ怨念は累々と子供曾孫等々に受け継がれ、思想のDNAとして人間形成の根幹を成している事を知った。 後日、この代理店の社長さんの弟が我が社を訪れ諸々の案内をしている際再度聞いて見たが、99.999パーセントのアラブ人はイスラエル:ユダヤ人に対する憎しみを持ち合わせていてオイソレト妥協できるような存在にはないことを改めて知り直した。。。。こんな事もあった。中東で売られている万年筆:Montbrancaには星印のシンボルマークが使えない!!!このマークはユダヤの国旗印だからだ!!! こうした知識は私の中東地域を旅して得た最大の財産となっている・・・

今、改めてYou tube 等で素晴らしい解説を覗いているが、こうした流れはそう簡単に解決できるような代物ではない!!!双方に言い分がある!!!これは紀元前以前からの怨念でもある。この僅かな土地に不幸にも思想・発想が全く異なる民族が住み着き、キリスト教、ユダヤ教、回教がグシャグシャに入り組み、取った取られたの戦争を繰り返し今日に至っている。 今回の紛争の根源はイスラエル人のガザにおける入植者達のパレスチナ人に対する土地の追い出し・略奪、小競り合いに有るという・・・ハマスはこれを怒って戦線を掛けて来た。こうした紛争を防ぐべくオスロ条約が締結されている筈なのだが、これが守られてい居ない所にこの地域の根強い怨念が絡み紛争をより複雑にしているように思える。。。 前アメリカ大統領、トランプさんの振る舞いも良くない!!!完璧にユダヤ人の代弁者だ!!! オスロ条約を反故にさせるような諸々の行動は火に油を注ぐような振る舞いで感心できない!!! アメリカ社会もかなり複雑でユダヤ人がアメリカ社会を牛耳っている。一方、ユダヤ人のアメリカ社会における貢献度は甚大でその額たるや計り知れないものがある・・・こうしたバックグランドも実に厄介な存在で世界中で俺が正しいんだ!!!とシャシャリ出て事をより複雑にしている。国連の存在感も怪しいものでその役割を果たし切れていない!!! 可愛そうなのは何ら罪もない弱小女子供達で人道的視点に立って救わなければならない!!! 人間と言う動物は実に欲の深い動物で困ったものである!!! ニュースを聞く度、苛付く人達がいると思うと世界をリードしている指導者達の力の無さを痛感しているこの頃である・・・ウクライナに次いでまたまたガザでも非道な戦いが展開され情けなくなる。。。 一国のリーダーたる者の資質の欠落と非道なジェノサイトに嗚咽感を憶える。。。   半世紀も前僅か2カ月足らずの旅で学んだユダヤ人に対するアラブ、パレスチナ人の強烈な嫌悪感を思い出しながら昨今の中東戦争を薮睨みで見ている・・・ アラブ諸国:アラビヤ人のイスラエル:ユダヤ人に対する強い強い嫌悪感は孫、曾孫の代まで強烈なDNAとして織り込まれていてこの解決策はオイソレト纏まるものでは無いと感じている。。。第2次大戦時のナチのユダヤ人殲滅作戦にもこういった側面が垣間見られていたのでは?と推測する・・・ 長い長い世界史の中でもヨーロッパ諸国におけるユダヤ人廃絶運動は頻繁に見られてきたがユダヤ人:ジューイッシュのDNAに深く深く滲み込んでいるように思えてならない。アメリカ滞在時5年、カリブ海諸国でもNYシティー内でもジューイッシュは多くの人から警戒の目で見られていた。こう分析話していた人は非常に多くまさかとは思って今日まで生き永らえてきたが満更外れても居ないことが段々に判りつつある・・・ベニスの商人の下り話があるがこういう諸説は正しいのかも知れない?

イスラエルのパレスチナ無差別攻撃を見ていて虚しさを感じるとともにこの戦いは将来も未来永遠に続くのでは!!!と背筋が寒くなる。報道TV画像をご覧になっての通り、小さな小さな子供達にまで無差別殺戮を加えるイスラエルに対する憎悪はこの子達により強いDNAとして織り込まれ済で実に困った遺伝子となってしまっている。ついつい先日、TV番組、BS8チャンネルの番組を見ていてイミジクも防衛大学の立山良司教授が同じく子供達までの遺伝子継続を解説していた。。。

 解決策にはアメリカのイスラエル同盟保護政策を変えない限り現存の超右派政権の歯止めはかからないだろう。。。 非常に厄介は話で未来エンドレスで継続していくだろう?悲しいかなパレスチナ:エルサレムと言う地は紀元前からキリスト教、ユダヤ教、イスラム教の成都として栄え取った取られたを繰り返して来ている・・・この宗教の違いの思想遺伝子が絡んでいるから尚更怨念を複雑怪奇にさせている。。。。。。何処かの国ではないが、宗教への深入りは怖いね!!!   

そうそう、もう少し・・・本当の内容についてはよく理解できなかったが、イラン:テヘランでも、クエート、そしてサウジのダハラーン、リヤド、そしてジェッダの空港で飛行機を待っている間、イスラヘル:テリアビブ行きの乗客が多いのに驚いた。この人達は何が悲しいのか大声を出しワンワンと泣き叫んでいたのが今でも頭にこび付いていて離れない!!!親子別れとか友達別れの轟轟だったように思えてならない。中東地域は貧富の差が馬鹿デカく多くの国民は苦しんでいる人が多いときく?・・・ こんな国々で都市を無差別に破壊するような行為は理由はともあれ許されない!!!  明日届く「エコノミスト」:『 絶望のガザ 』にも延々と書き立てられている事だろうと想像する・・・

 

 

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3 コメント

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Unknown (村夫子BUN)
2023-12-16 17:06:44
「唐ー東ユーラシアの大帝国」、以前師匠のこのページで拝見しました。
漢詩が好きな私ですが唐と言う国の事は全く判っていませんでした。
そこでこの本を取り寄せて読み始めたのですが、
中国の歴史も人物も地理も殆ど知らない私にはちんぷんかんぷん。
悪戦苦闘をしております。
Unknown (Oさん)
2023-12-18 06:24:20
中国史は私も苦手でした。
今ではほぼ全員が漢民族とされていますが、
異なる民族が攻防と融合を繰り返していった歴史と
見るとダイナミックで面白い。
秦⇒漢⇒三国時代くらいは漢民族ですが、
その後、華北にモンゴル、トルコ系の異民族が
いくつも侵入、五胡十六国時代になります。
その前後で民族が変わったと言う歴史家もいます。
その北方民族に起源があるのが隋、その次が唐です。
唐は国際色豊かで、反乱を起こした、安禄山も史思明もペルシャ系とトルコ系の混血児でした。
唐時代は胡人(北方蛮族)と言えば西のイラン人を指すようになり、胡人との結婚も多かった?
ご存知李白杜甫も、阿倍仲麻呂もこの時代。
Unknown (極楽蜻蛉)
2023-12-18 13:26:17
世界史は範疇も広く人類の始まりからスタート、人類発祥の地とされるチグリス~ユーフラテス、エジプト、そして中国、エジプト、ローマ文明へと流れて行く。ギリシャ、ローマ文明の台頭、地中海文明開化が始まる。この間は戦争に続く戦争で地中海を中心に展開され取った取られた戦乱時代へ・・・そして戦乱が続く中世へと・・・この時代になるとトルコやモンゴル等が台頭し出してグシャグシャに・・・
東洋人類発祥の地の一つとされる中国も事ある毎に王様が変わり激動の世界へと進む。。。こうした大きな流れの中に今の中東戦争の火種が芽生えていた。これが宗教と絡んでいるから非常に厄介だ!

系統だった漫画世界史シリーズ等があればこの冬の間にもう一度お浚いして見たいなァ~~~
聞きかじりだが、ロシヤの女帝、16人もの子を儲け名だたるヨーロッパ各国の王室と婚姻を重ね大国ロシヤ帝国を築いたと言う件には驚かされた。この名残が今のプーチンにもある面伺える?

簡便な世界史を解り易く、時代時代の裏を紐解く文献に出会えると良いなァ~と、常々、思っている。

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