名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

木の枝で工作

2008年08月16日 | セカンドルーム

 

お盆休みを利用して、12日から遊びに来ていた3家族が、それぞれのスケジュールに合わせて帰っていった。
いずれもサラリーマンで、来週から残暑が厳しい都会で、忙しい仕事が待っているようだ。
小学生二人と、暇な母親だけは残って、もう少しここで遊んでいく事になった。
お盆の間は天気に恵まれ、混雑しない場所を選びながら、飛騨のあちこちを案内した。
古い町並みや奥飛騨温泉郷、乗鞍スカイラインなどは、観光客で賑わうが、少し外れると飛騨らしい静かな渓谷や露天風呂、高原などがあるので、家族連れで楽しむことが出来る。

 

今日は遠出をしないで、居残った子供達の相手をして遊んだ。
工作をしたいというので、裏山で木の枝を切って与えたら、色々なものを作っていた。
小刀やノコギリが使えないので、作れるものは限られるが、傍らで見ていると子供らしい発想で時計台やシーソー、鉄棒などを作って楽しんでいた。

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山里の体験

2008年08月15日 | セカンドルーム


 今朝は、早起きの子供たちをつれて、いつもの散歩コースを歩いてきた。
昨夜の雨も上がって青空が見えはじめ、今日もいい天気になりそうなので、子供達に山里の体験をさせてやった。

前の水路で顔を洗っていたら、迷い込んだ岩魚が勢いよく泳いでいく姿を見て、子供達はびっくり仰天。

犬を飼っていない子は、最初は恐々リードを引いていたが、ようやく慣れて、連れて歩けるようになった。

トマトやキュウリの収穫を手伝ってくれた後で、そのまま食べるように言っても、口にしようとしない。
やはり、切ってお皿に盛っていないと、都会の子供は食べることが出来ないようだ。

 

午後はパパの割った薪を運んで、積み上げる手伝いもしてくれた。
家の脇の水路で、鍋や食器を洗うのも初めての経験だし、今日は山里の珍しい体験をして一日が終わった。

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水涸れ

2008年08月14日 | セカンドルーム
 我が家自慢の名水が涸れてしまった。
夏でも冷たくておいしい水は、いつも名古屋へ行くときに、持ち帰って利用している。
ここは上下水道が通っていないので、湧き水をポンプで上げて、台所や風呂場へ送っている。
毎日大家族が洗濯や炊事、シャワーなど、都会と同じように大量の水を使ったので、ついに湧水量を越してしまった。
貯水槽が無く、水源から直接汲み上げているので、1~2時間ほど待たないと水が出てこない。
都会暮らしはきれい好きで、蛇口をひねればいつでも水が使えるので、少し濡れたり汚れたりすると直ぐに着替えをし、風呂やシャワーも頻繁に使う。
源流に住んでいるので、なるべく水を汚さないように、日頃は台所で洗剤を使わないし、風呂場でシャンプーやリンスも使わないので、水の使用量はそれほど多くはない。
合成洗剤を使わなくても、体も衣服も食器も清潔に保てるし、余分な水を使わなくて済む。
不意の水涸れは、人と水のかかわりの深さを学ぶいい機会になった。

今日は、水涸れを心配して女たちは町のコインランドリーへ、男は子供達をつれて近くの鱒釣り場へおかずを釣りに行ってきた。

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にわか民宿

2008年08月13日 | セカンドルーム

 

今日、もう一家族が増えて、12人のお客で大繁盛となった。
にわか民宿の、おじいさんとおばあさんは、遊びの相手や食事の世話で大童だ。
子供達は水遊びが好きで、朝からビニールプールや水路で水のかけっこをして、大はしゃぎしている。

 
その後、遊び足りない子供達をつれて、近くのカクレハ高原の清流で遊んできた。
ここの水はかなり冷たいのに、子供達は飽きることも無く、いつまでも水に入って遊んでいる。

昼食は家の庭で、青竹で作った道具使って、流しそうめんで舌づつみを打った。
このあたりは孟宗竹のような太い竹が無く、近所の竹藪から切ってきた細い竹でそうめんを流したので、オーバーフローしたりスムーズに流れなかったりしたが、角度や水量を調整して何とか面目を保った。
流れてくるそうめんやトマトを、すくっては大喜びしながら食べていた。
疲れを知らない子供たちの遊び相手も食事の世話も、3日目になると結構疲れる。

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飛騨の観光地めぐり

2008年08月12日 | セカンドルーム

 

今日は、名古屋から来た娘一家を連れて、近くの観光スポットを回ってきた。
午前中に行った丹生川の岩舟公園は、滝や清流が流れ、キャンプ場や観光やな、釣り堀などがある。
そこで、鱒のつかみ取りをしたが、渓流を何ヵ所にも仕切って鱒を放流し、それを手づかみで捕まえる遊びは、涼しくて大人も童心に帰って楽しめた。
捕った魚は、その場で塩焼きにしてくれるし、1匹250円で持ち帰ることが出来る。

 

午後、平湯へ行ったが、日帰り温泉施設の駐車場はどこも満杯だった。
おそらく中も大混雑だろうと、平湯民俗園の露天風呂へ行ったところ、貸しきり状態で他に入浴している人は誰もいなかった。
ここの露天風呂は穴場で、他が混雑している時も空いているし、源泉掛け流しの温泉は入浴料は無料で、清掃費を気持ちだけポストに入れてくればいい。
探せばこんな穴場が、奥飛騨温泉郷にはある。
今日で仕事が終わったもう一家族が、間もなくやってくるので、我が家も民宿兼保育園になっていく。

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民宿のよう

2008年08月11日 | セカンドルーム

 

留守にしていた畑は、トマトもナスもキュウリ、トウモロコシも、たわわに実をつけて熟れていた。
今日から我が家も民宿のようにりそうなので、食材の一部は十分確保できた。


庭の雑草を刈って子供用のプールを用意し、バーベキューや流し素麺コーナーなどを作って、小さなお客をもてなす準備をした。
何となくはしゃいでいるのは、民宿のおじいさんだけのような気もするけど、3家族が次々にやって来るので、都会で味わえない体験をさせてやろうと、つい張り切ってしまう。
いつも静かな山里暮らしが、年に一度だけ賑やかになる。

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高山へ

2008年08月10日 | セカンドルーム

3泊4日の暑い名古屋を後に、いつも助手席に乗っているユキ(柴犬)に代わって、久しぶりに家内を乗せて高山へ戻ってきた。
夏休みの東海北陸道は車が多く、長良川サービスエリアは人も車も一杯だった。
2車線区間が延長されたけど、所々で渋滞があるのは、北陸方面へ高速道路が全通したため、利用者が増えたからだろう。


郡上八幡ICで下りて、せせらぎ街道を通って飛騨路へ入ったら、往きには見かけなかったそばの白い花が咲いていた。

 
家の前にある田んぼも稲穂が出始め、ススキの穂も涼風になびいていた。
西の山に沈む夕日もいくらか早くなり、山里では秋の兆しを目にすることが多くなる。

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早めのお盆

2008年08月09日 | セカンドルーム
 甲子園の高校野球も見逃せないし、オリンピック競技も始まったので、涼しい部屋でテレビ観戦をしていたいところだが、名古屋へ来ると何かと用が重なってしまう。
毎年暑い名古屋でお盆をむかえていたが、今年は高山で過ごすことにしたので、ちょっと早めのお盆の行事を済ませ、雑事も終えてきた。
自分の都合が優先して、ご先祖に心苦しいと思いつつ、お墓参りにいってきたけど、同じような人たちで墓地も人が多かった。
お盆の迎え方も、親がやっていた頃に比べると、ずいぶん簡素化してしまった。
生活様式が変わっていく間に、家の習わしも少しずつ消えていく。
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留守番

2008年08月08日 | セカンドルーム

 

ユキ(柴犬)を高山に残して、名古屋へ来た。
連日猛暑日が続いているので、暑さに弱い犬を連れて行けば、熱中症になりかねないので、また近所のおばあさんに世話を頼んで、一人で行くことにした。
朝は、日向で寝そべっていたが、出掛ける頃は日陰を求めて小屋の横へ移動していた。
ここは床下から涼しい風が吹いてくるので、夏の定位置になっていて、もう少し暑くなると床下へもぐり込む。


出掛ける時は、一緒に行きたいような素振りもせず、薄目を開けて様子を窺がうだけだが、帰って来た時は、むしゃぶりついて手荒な歓迎をしてくれる。
あまり感情を表わさない柴犬も、数日間一人で過ごす間には、緊張する出来事や不安もあって、ほっとして喜ぶのだろう。
犬も人と一緒にいる時が、一番落ち着くようだけど、名古屋へ着い時は、置いてきてよかったと思うような暑さだった。

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蓮の花

2008年08月07日 | セカンドルーム

 

昨日の夕方、ゲリラ豪雨が去った後の西の空は、不気味な朱色に染まっていた。
円柱状の雲が幾本も上空に向かって立ち上り、帯のようになって流れていった。
茜色の鮮やかな夕焼けは清々しいが、べったりと赤い絵の具を流したような空からは、夕暮れの爽やかさを感じない。
こんな空を、最近はよく見かける。

今朝は、辺りがもやに包まれて涼しかったが、日が高くなると蒸し暑さが戻ってきた。
廃屋の脇にある湿地の蒲の穂や、池のはすの花が開き始めた。

 
以前は水田だったが、今は住む人も耕す人も花を見る人もいないのに、毎年変わらぬ姿で咲く花は、いつ見ても切ない。
今年は、青い空に白い入道雲の夏姿を見ないままに、立秋をむかえてしまった。

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飛騨の七夕

2008年08月06日 | セカンドルーム

 

飛騨では、ひな祭りや端午の節句と同様、七夕祭りも1ヶ月遅れで行われる。
今日、古い町並みを通ったら両側に七夕が飾られ、観光客で賑わっていた。

帰り道に通った、高山市松ノ木地区でも、今夜行われる七夕岩祭りのため、町内の人たちが大しめ縄張りや篝火の準備をしていた。

2007.8.7撮影

鍋山の中腹にある女岩と、大八賀川をはさんで対岸の男岩を大しめ縄で張って、そこに男の子の生まれた家はワラの馬を、女の子の生まれた家は糸車を吊るして、無事に育つように祈願する。
江戸時代から続く行事は、大しめ縄が自然に切れる時期で豊凶を占ったと言われているが、下を国道が通るようになってからは、1ヵ月後に下ろすようになった。

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喜寿の祝い

2008年08月05日 | セカンドルーム

 

この集落では、喜寿を迎えた人が板切れに「火の用心」と墨書して近所へ配る習わしがある。
家の台所やストーブの脇には、5枚の木札が吊るしてある。
最初は、お祝いをした人への返礼かと思っていたが、祝い事をしたり贈り物をするという話も聞かないし、古希や米寿などの長寿祝いをしたと言う話も聞かない。
昨日、近くのおじいさんから「火の用心」の木札を貰ったので、そのいわれを聞いたら、昔からやっている事なので自分もやるのだと言っていた。
想像するに、喜寿を迎えれば、炉辺や台所の火の元を見ている程度の仕事で、後はのんびり過ごしていても、家族や近所から咎められることも無いという事かも知れない。
山里には昔から、77歳を境に仕事をやめ、家族や近所の人たちが世話をして面倒をみるという、後期高齢者制度があったのだろうか。
しかしこのおじいさん夫婦は、同居の家族がいないので、のんびり火の用心をしているだけでは済まないようで、今日もせっせと「草にご」作りに励んでいた。

草刈り場で干してあった草を集めて、一抱えほどに束ねていく。

それを風や雪の重みで倒れないようにバランスをとって、3mほどの高さに積み上げていく。

午前中手伝い、木陰で一息入れてホッとしたけど、炎天下の力仕事は大変だった。
77歳になって、こんな仕事が出来るだろうかと、考えさせられた。

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昆虫の季節

2008年08月04日 | セカンドルーム

 

昆虫たちが短い夏を謳歌している。
玄関の網戸には、毎朝色々な昆虫が止まっているし、くもは部屋の中まで巣を張り巡らせ、蜂もあちこちに巣を作っている。

 


玄関灯に誘われて飛んでくる虫は、蛾の仲間が多いが、カブトムシやクワガタ、カミキリ、コガネムシなどもよく見かける。
昆虫少年みたいに、毎朝見るのを楽しみにしている。
ぶつかって弱っているので、蟻の餌食になる前に、そっと楢の幹などに放している。


堆肥の中にカブト虫の幼虫がたくさんいたので、埋め戻しておいたのが、育って訪ねてきたのかも知れない。
盛んに鳴いていたセミに代わって、虫の音が日増しに強くなってきた。
山里では、お盆になれば秋の風が吹き始める。
昆虫たちは、残り少ない夏を知って、精一杯励んでいる。

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草刈り

2008年08月03日 | セカンドルーム

 

毎年恒例の草刈りが、集落で一斉に行われた。
朝7時に各戸から1名ずつ出て、道路際や神社、川や水路周りなど、割り当てられた場所を刈って行く。
手馴れた人ばかりなので、仕事は早いし手際もいい。

若い家族が居ない家は、おじいさんやおばあさんも、草刈り機や鎌を手に、地下足袋などを履いて集まってくる。
小さな集落の共同作業は、一人でもが欠けると出来ないので、何はさておき参加して、それぞれ出来る範囲でやっている。
昔から結い(共同作業)によって、山里のコミュニティが維持されてきた。
入会山や共用の草刈り場がなくなった今も、その伝統がこんな形で受け継がれている。

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白山室堂のお花畑

2008年08月02日 | セカンドルーム

 

お花畑

白山室堂の自然観察会に参加して、指導員から花の名前や特徴などの説明を受けました。
その時、観察した花の一部を紹介します。
指導員から教わった時の花の名前と、パンフレットの写真を照らし合わせながら、花の名をさがしました。
似たような花が多いので、間違っているかも知れません。

 

 イワギキョウ              ミヤマリンドウ

 

 コバイケソウ              リュウキンカ

 

 クルマユリ               クロユリ

 

 ハクサンフウロ                ハクサンコザクラ

 

 ミヤマキンポウゲ              ミヤマキンバイ

それにしても、花の名前は覚え難いし、聞いてもすぐ忘れてしまいます。

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