名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

白川村平瀬

2008年08月01日 | セカンドルーム

 

昨日は、平瀬道を通って白山の御前峰に登り、帰途、白川村平瀬の日帰り温泉施設「しらみずの湯」で汗を流してきた。
白川郷の玄関口として賑わってきたこの町も、東海北陸道の全通で通行車両が激減してしまった。
それを予想して、新たに道の駅や温泉施設を作るなど、振興策を図って来たが効果は少ないようだ。
一方の萩町合掌集落へは、たくさんの車が殺到して、静かな山村の原風景が失われていく。
かつて、平瀬は鉱山や電源開発で栄えたが、萩町はその余慶が少なく、昔のままの暮らしや合掌家屋が残った。
ユネスコの世界文化遺産に登録され、高速道路の開通によって、二つの町の村内格差が逆転して益々広がっていく。
自然豊かな白山山麓の小さな集落が、対照的に光と陰を鮮明に落としていた。

「飛騨の山里暮らし」の8月号をUPしたのでご覧下さい。

コメント (2)
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