名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

大雨の被害

2008年08月29日 | セカンドルーム

 

昨日の午後、高山を出て名古屋へ向かった。
今回もユキ(柴犬)は留守番をさせることにしたが、出かける準備をしていても、小屋の中から薄目を開けて様子を窺がっているだけだ。
先日の、ちょっとハードな登山で疲れているのかもしれない。
そういえば飼い主も、足以外に両腕の筋肉痛がでてきた。
腕の筋肉痛は、木の枝を支えに崖をよじ登ったときの後遺症で、日頃の不精がてき面に現れた。

夕方名古屋に近づくと、黒い雨雲が次々と流れてくる様子が分った。
案の定その夜は、家鳴りがするような雷と、時間雨量100ミリを越す記録的な豪雨が東海地方を襲った。
朝のTVで、土砂災害や出水による被害状況を伝えていたが、いずれも想像を越す惨状だった。
飛騨地方は、山間部を通る道路は、時間雨量60ミリを越すと、主要道路を含めて通行止めになるところが多い。
土砂崩れなどが発生すれば、長期間にわたって通行止めが続くので、そこで生活する人たちの不便は大きい。

2007年7月撮影


名古屋への往復に利用する国道472号(せせらぎ街道)の旧道は、7月以降土砂崩れで不通になったままである。
未だに復旧工事が始まる気配も無く、飛騨美濃有料道路を利用せざるが得ない。
僅か全長は2.9キロメートルで、400円は割高だし、坂本峠の景観を楽しむために旧道を利用する人は多いはずだが県の動きは鈍い。
せめて旧道の不通期間中は、迂回路が無いので無料にするべきだと思うが、岐阜県道路公社は増収のチャンスとしか考えていないようだ。
東海北陸自動車道の全通によって、472号線は通行車両が激減し、沿線の道の駅やドライブインは早期無料化を陳情している。
僅かな通行量を見ていても、料金所の人件費が賄えるかと、余計な心配をしてしまう程通行車両が減っている。

コメント (2)
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