名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里の最後の夜

2013年04月29日 | セカンドルーム

 

先日来、山里に移住してくる人と一緒に、集落の人たちへあいさつ回りをしている。                  
町内会の役員や猟友会、森林組合の関係者にも紹介かたがた、去るに際しての挨拶も済ませた。
会えなかった人も多いので、転入転出の挨拶状をしたためて、回覧板でまわして貰うように手配をし、すべてが終わった。
夕方まで家の内外や家財道具など、細々としたことの説明も終え、引継ぎも無事に完了した。
鍵の無い家なので、鍵の引渡しはなしに、後を託して別れた。

夕食後、近所の人がお酒を抱えて訪ねてきたので、飲めない酒を付き合うことになってしまった。
泣き上戸につられて何となく涙もろくなってしまったが、好意が身に沁みて嬉しかった。
明日は残りの荷物をまとめて名古屋にUターンし、かわって連休後半を利用して新しい住人が引っ越してくる。
すべて予定通りに進み、ゴールが見えてきたが、後ろ髪を引かれる思いは募るばかりだ。
夜更けのほろ酔いブログUPは記憶に無いが、余韻をかみ締めながら一日を締めくくった。

コメント (10)
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