名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

触覚と視覚で感じる寒さ

2011年02月01日 | セカンドルーム

 

2月の初日も、小雪の舞う寒い朝だった。
毎朝、車の上に積もった雪を見て、通路の除雪をするかどうかを決めている。
今朝の状態ではその必要もなく、道路も走行に支障はなさそうだ。
雪は小康状態で、時折激しく降ることはあっても、長くは続かなかった。


ようやく雪も峠を越したようだが、寒さだけは相変わらずで、時折のぞく陽射しも、雪を溶かすほどの力はない。


寒さの感じ方はいろいろあるが、手足や耳が痛いとか、鉄棒に触れて吸い付かれるとか以外に、目にする風景で寒さを感じることもある。
氷柱の様子や流水の凍結状況、屋根の雪の状態など、視覚からも寒さの度合いが計れる。


真冬日が続き、最低気温もマイナス10度を超えると、屋根の雪は解けないので、氷柱も出来ない。
一方、薪ストーブの煙突から出る木酢液は温かいので、水滴となって滴り落ちるが、途中で凍結して氷柱になる。
2~3日間、氷柱を落とさないで様子を見ていたら、今朝は雪面とドッキングしていた。
普通は落ちた水滴が下で凍って、たけのこ状に上に伸びていくが、低温続きで落ちる前に氷ってしまう。


今朝は、家の脇を流れる水路に氷が張っていた。 
流水や地下水が湧き出る池に氷が張るのは珍しいが、一冬にこんな風景を何度か目にする。


厳しい冬型の気圧配置が居座って、寒々とした風景が続いていたが、今日の残照は温かさを感じた。
触覚と視覚で感じていた寒さも、ようやく一段落となるだろうか。

コメント (2)
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