名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

乗鞍岳西麓日影平のスノートレッキング

2011年02月03日 | セカンドルーム

  

今朝の冷え込みは強かったが、紺碧の空と純白の雪原を久々に見て、気分が高揚した。
庭先も、ようやく陽射しを受けるようになり、間もなく部屋へも入ってくる。
昨日のスノートレッキングは、やや高曇りで遠い山が霞んでいたが、1日ずれていたらもっと素晴らしかったことだろう。
それでも風もなく穏やかだったので、この時期にしては山日和と言わなくてはならない。

昨日は、朝5時に起きて準備を整え、乗鞍西麓の日影平へ向かった。

まず足慣らしに、岩井牧場のピークに登ったが、早朝でも雪面は締まっておらず、スノーシューを履いていても膝まで潜り、斜面の登りは手こずった。

つぼ足のユキ(柴犬)は、体が潜り喘ぎながら後を付いてきた。

ピークから見下ろす高山盆地は、まだ雲海の下で眠り、白山は朝焼けの向こうに聳えていた。
この雪の状態では、犬連れ登山は無理なので、駐車場へ戻り車の中で待機させた。


少し時間をロスしてしまったが、「乗鞍青少年交流の家」の裏手から、日影平を目指した。
コースを外して森へ入ると、動物の足跡が入り混じり、僅かに雪から顔を出した低木には、冬芽がしっかりと付いていた。


狙い通りに日影峠へ出たら、正面に御岳がどっしりと聳えていた。


ここから日影平山を往復したが、山頂からは期待通りの眺望を楽しむことが出来た。

いったん峠まで下り、カラマツ林を通って御岳展望台へ向かった。

 

展望台で御岳を借景に、雪上レストランを開店した。
豪華ランチメニューは、自家製お握りと、どん兵衛きつねうどんで、デザートにコーヒーとドーナッツにみかん。 エネルギーを補給して、カブト山を目指した。

4つほどの小ピークを越えるコースは雪も深く、木の根元や雪に隠れた枝を踏み抜いて、半身が埋まることも度々あった。


カブト山の一角が飛騨高山スキー場のリフトの終点になっていて、ここからの北アルプスの眺望も美しい。
薬師岳から黒部五郎岳、笠が岳へ連なる山並みを背に、青少年交流の家が見えるが、右手の尾根を谷まで下り、登り直すと目的地へ着く。

 


予定通り駐車場に到着して、ユキと再会し記念撮影をして麓へ向かった。
雪が降り続き、陋屋の引きこもりで身も心も萎えてしまったが、スノートレッキングを満喫して、気分よく節分を迎えることが出来た。

コメント
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