名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

ひざ腰元気教室

2011年02月08日 | セカンドルーム

 

今日の空は、もやが掛かったような薄曇りであったが、気温も高めで、それほどの寒さは感じなかった。
全面結氷していた池も、一部が融けて水面が現れていた。


公民館で毎週火曜日に行われていた「ひざ腰元気教室」が、去年の12月で5ヶ月間の講座が終わった。
この教室は、高山市福祉サービス公社が、高山市の委託を受けて実施する介護予防事業の一環で、65歳以上を対象に行われる。
農作業や山仕事で、ひざや腰を酷使してきた人たちは、腰痛や関節痛に悩む人たちが多い。
寝たきりや要介護を避けたい気持ちは切実で、健康講座や無理なく筋力やバランス感覚を鍛えて、ひざや腰の疾患や転倒を防ぐ体操は、大いに効果が期待できる。
講座終了後は、自主的に運営していくことになり、月2回の教室を続けることになった。
一人ではなかなか出来ない体操も、みんなでやれば続けられるし、雪に閉ざされて引き篭もり勝ちな人たちが、月に2回でも顔を合わせるのは良いことだと思う。
必要に応じて、公社から講師が来て、フォローしてくれるのも心強い。

 

健康体操以外に、お茶を飲んでおしゃべりをしたり、インドアゲームなどを楽しむのも目的の一つになっている。
一昨日は、元気な小学生と一緒に雪の校庭を走り回り、今日は公民館で、お爺さんやお婆さんたちと、童心に帰ってはしゃぎまくってきた。
全天候型?のお付き合いが出来るのは、山里の人たちの人懐っこさのおかげと思っている。

話は変わるが、高山市福祉サービス公社は、相撲協会と同じ公益法人であるが、乏しい財源の中から、地域密着の介護・福祉健康事業などを展開している。
いま話題の公益法人は、制度改革が進められていて、平成25年11月までに新制度への移行が求められている。
かたや、国技を錦の御旗に、余剰金の処理に困るほど潤沢な資金にあぐらをかき、こなた~、限られた予算と人員で草の根福祉事業を展開している。
今の状態で、相撲協会が税の優遇を受けて、公益法人として認められるようなことがあったら、納税者やまともな公益法人は納得しないだろう。

コメント (4)
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