リストランテ野呂さんでお昼を頂き、次の講座までの時間、近くの神泉苑を訪ねました。
また、祇園祭の起源と言われる御霊会が行われた地としても知られています。
駒札にあるように神泉苑は延暦13年(794)桓武天皇が平安京に遷都された際に天皇の禁裏として造営されました。
造営当時は三万坪もの面積があり、天皇や招かれた公家が池に舟を浮かべ歌や花々、音楽を楽しまれました。
しかし、徳川家康による二条城築城の際に北側を大きく割譲されてしまいました。
豊富に湧き出す水が目的と言われています。
また、祇園祭の起源と言われる御霊会が行われた地としても知られています。
池には法成橋がかかり、願いを念じながら渡ると成就すると言われています。
池の中には「善女龍王」がお祭りされています。
弘法大師空海が勧請された祈雨の神さまです。
西寺の守敏との祈祷合戦は有名な話です。
(これを機に守敏の西寺は衰退していきます。)
現在は真言宗東寺の末寺で本堂のご本尊は後光明天皇ゆかりの聖観音菩薩像です。
恵方社です。
日本で唯一、毎年の恵方に参拝できる様に社殿が回転する方角の神さまです。
境内に植っている百日紅の花も盛りを過ぎ、風が吹くたびに花びらが散っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます