
7月5日は京都「新門前 米村」さんにランチを頂きに来ました。
















オーストリア産のトリュフです。


































長らく祇園で「レストラン よねむら」をされていましたが閉店され、2019年5月にこちら新門前通に新たにお店を出されました。
暖簾は同じ新門前通にある「染司よしおか」の先代吉岡幸雄さんに染めて作って頂いた暖簾だそうです。
フードライターの関谷絵里のブログで、その評判は知っていましたが今回が初訪問です。
"今日のメニュー"の初めにオーナーシェフ米村さんの「決して枠に縛られないで、変幻自在でいられることを大切に考えています。」の言葉があり期待が膨らみます。


料理は昼も夜もコース料理が2種のみです。
この日の昼メニューです。
・毛蟹となめこのガスパチョ
・アミューズ5種盛り
味噌漬けホワイトアスパラガスの瞬間
燻製
抹茶ブリオッシュのサンドウィッチ
白エビのトマトファルシー
漬けマグロのカナッペ
フォアグラソテー
・ハマグリのグラタン
・ビーフシチューとウドの天ぷら
・カレイとタコのサラダ 葉ワサビの
ソース
・甘鯛とじゅんさい すっぽんのスープ
・鱧とホタテ貝柱 タルタルとエンドウ豆
のピューレ
・ヤリイカ、ウニ、キャビアの冷製パスタ
・黒毛和牛
・デザート


・毛蟹となめこのガスパチョ
毛蟹の身の甘さとトマトソースの酸味の調和がちょうどいい案配です。





「アミューズ5種盛り」
どれも食べたことの無い味わい!
夢中で頂きました。



オーストリア産のトリュフです。
今の時期、秋口にあたるオーストリア産が最も香りがいいそうです。

「ハマグリのグラタン」
一枚板のカウンターに置かれたトリュフが気になっていましたが、グラタンの上にこれでもかと言うほど、削って下さいます。
ハマグリの旨味とトリュフの香りのハーモニー、、、素晴らしく美味しかったです。



「ビーフシチューとウドの天ぷら」
仕上げにキャベツとカリフラワーの泡がかけられます。
シチューが美味しいのは無論ですが、その下にはリゾットが隠れています。
リゾット単品でもメニューに入れてもいい程の美味しさです。




「カレイとタコのサラダ 葉ワサビのソース」
魚卵に見えるのは"海藤花(かいとうげ)"と言われるタコの卵です。
産卵期の蛸壺漁の時に取れるようです。
プチプチの食感がいいです。




「甘鯛とじゅんさい すっぽんのスープ」
この時期にしか収穫されない貴重なじゅんさいです。
かっては瓶詰めされたじゅんさいをよく見かけましたが今やお目にかかる事はないですね。
甘鯛は京都では"ぐじ"と呼ばれ珍重される魚です。皮目はパリパリ、中身はジューシー、、、絶妙な焼物です。
甘鯛を頂き、すっぽんのスープを半分程頂いた後に、残りのスープをじゅんさいの中に入れて頂きます。
見事に"味変"します。
器に口がある意味が分かりました。




「鱧とホタテ貝柱 タルタルとエンドウ豆のピューレ」

ホタテ貝柱の大きさに驚きます‼️
直径5cmはあるでしょうか❓その上には"鱧のたたき"が載っています。
鱧と言えば、湯引きか、鍋しか知りませんでした。
食感を良くするために丁寧に骨切りされるのはもちろんですが皮引きまでされています。




「ヤリイカ、ウニ、キャビアの冷製パスタ」
具材を全て入れ、軽く混ぜて頂いて下さいとの事。




・「黒毛和牛」
向かって右には鹿児島牛の"かいのみ"、左には仙台牛のフィレ。
それにヤングコーンとズッキーニが添えられています。
ソースは、ポン酢、ガーリックピーナッツバター、醤油の3種類です。
肉の旨味を味わうならやはり岩塩ですね。


最後にカレーライスかちりめん山椒のご飯を選択できます。
「レストラン よねむら」から評判のカレーを選択。
こちらは祇園花見小路のショップでも購入でき、また、お取り寄せも出来ます。



「デザート」
まさに"デザートの玉手箱"です。
最後にコーヒーを頂きコースは終了です。
よく食べる方の僕でさえ満腹状態です。
女性の一部の方は持ち帰り用の箱をお願いしていました。
紙袋にはちゃんと保冷剤も入っていて気配りを感じます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます