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京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

紅葉だより⑥ 蓮成院(京都大原)

2022年11月28日 09時06分00秒 | 日記
 11月22日は、京都大原へ自動車で向かいました。







京都古文化保存協会主催の秋季京都非公開文化財特別公開で来迎院の塔頭の蓮生院(れんじょういん)が今月末まで初公開されています。

野面積みの石垣で囲まれた境内の入口には医薬門がどっしりとその存在感を示しています。

客殿は明治初期に梶井政所(現三千院門跡)で御座所だった建物です。

客殿の南側には東西に十畳の部屋があり、西の部屋を「上段の間」として梶井宮法親王が使われ、東の部屋を「下の間」として来迎院長老(住職)が使われていたようです。



部屋には今、泉屋博古館で特別展が行われている木島櫻谷筆の屏風が公開されています。

庭園の意匠は東西で異なる構成となっています。



西半分は「契心園」と呼ばれる池泉鑑賞式庭園で滝は声明と関係の深い「音無の滝」を模したものと言われています。

一方の東半分は大小30個程の石を据えた石庭です。
この石組は開山良忍上人を羅漢が出現して出迎えたとの故事を具現化した庭園と考えられているそうです。

また、堂内の一室には毘沙門天と吉祥天、善膩師童子が三尊形式でお厨子にお祀りされています。(写真はありません)

医薬門からは撮影禁止だったので内部の写真は"拝観の手引"から転載させて頂きました。



御朱印を授与して頂き、次に来迎院へと向かいます。



芹生(せりょう)の三千草弁当

2022年11月28日 08時52分00秒 | 日記
 洛北にある三明院を拝観し、大原へと向かいます。





いつも利用している喫茶店の駐車場に車を停め昼食に向かったのが"三千草弁当"で有名な「芹生(せりょう)」です。

11月40分で5組程の待ちでしたが30分程で案内されました。

室内の席とテラス席とが選べましたが、この時期少し寒いですがテラス席ですね。

席からは庭園の苔と常緑樹の鮮やかな緑色、そして真っ赤に染まったもみじ、遠くの山々と最高のロケーション。









注文したのが名物"三千草弁当"と湯豆腐のセット。










地元大原の食材をふんだんに使った料理はどれも何か懐かしさを感じ美味しく頂きました。

湯豆腐も柔らかな豆腐が多い昨今ですが、木綿豆腐の程よい硬さの湯豆腐に満足でした。

念願だった三千草弁当を頂き次に通常非公開寺院の来迎院塔頭蓮生院へと向かいます。