11月3日は高野山へ。
































下界よら標高が高い高野山は昼夜の寒暖差が大きく今が紅葉が見頃です。
① 霊宝館の紅葉


② 中門周辺



③ 四天王像
近年に再建された中門には四天王が壇上伽藍を護っています。
失われていた広目天と多聞天は現代の大仏師・松本明慶氏による造立です。





④ 根本中塔周辺
弘法大師は高野山開創に当たり、この大塔を真言密教の根本道場と定められた事から根本大塔と呼ばれています。
東寺の講堂と同じく真言密教の世界が表現されています。
(以前は200円の拝観料でしたが500円に値上げされています。)




⑤ 蛇腹道
壇上伽藍から金剛峯寺へと向かう蛇腹道の紅葉です。
天気にも恵まれ空の青と紅葉の素晴らしい紅色、、、コントラストが堪らなく美しいです。



⑥ 智泉大徳のお墓


高野山に来ると必ずお詣りする智泉大徳のお墓です。
空海の甥(空海の姉の子)と伝わり空海十大弟子のひとりです。
空海の信頼の厚い弟子でしたが延暦8年(789)に37才の若さで亡くなっています。
空海の落胆は大きく「かなしいかな、かなしいかな、、、」と"性霊集"の中で悲しみ深い空海の言葉は余りに有名です。
⑦ 金剛峯寺






久しぶりに金剛峯寺を拝観しました。
2019年に奉納された千住博画伯に「断崖図」「瀧図」も3年が経過しすっかりと馴染んできています。




大広間は華麗な金碧障壁画に囲まれています。最後の写真は「柳の間」で関白豊臣秀次公が切腹された部屋です。
真言密教の総本山でさえ、天下人・豊臣秀吉の命には逆らえなかったのですね。
⑧ 下門



山上はまだまだ交通渋滞が起こっているので車での移動は諦め、徒歩で金剛三昧院へと向かいます。