コロナ禍の中、売上の減少に苦しむ京都の料亭を援助する為に今年2月にFEADYFIRを通してクラウドファンディングが行われました。

























私も及ばすながら三ヶ所の料亭に支援をさせて頂きました。
京都から料亭が無くなり、大手のチェーン店ばかりになってしまうのは堪え難いですね。



支援の返礼品で京会席が頂けます。
7月3日、久しぶりに妻を誘い嵐山にある「嵐山辨慶」にお邪魔しました。
保津川が見える部屋をご用意して頂きました。
生憎の雨模様でしたが霞がかかる嵐山も風情があります。



室内には茶道具の香合や茶入れの数々が並べられています。


① お抹茶とお干菓子
ウェルカムドリンクがお抹茶とは流石に料亭の気遣いですね。
このような贅沢な空間で頂くお抹茶は格別です。
テーブルには女将さんの手書きの絵と温かいメッセージが、、、
絵と字の上手さに感心すると共に温かい"歓迎感"が嬉しいです。
②食前酒

本来はお酒ですが今回は夏蜜柑のジュースをお願いしました。
甘酸っぱい風味が口の中をさっぱりとさせてくれます。
③先付


綺麗なガラスの器には雲丹、トマト、白ずいき、じゅんさいが盛られています。
食材を組み合わせ食すると色々な味が楽しめます。
④ 松花堂









松花堂弁当の器は紙に包まれて供さられます。
そこにも女将さんの"絵"と"ひと言"が添えられいます。
運ばれて来た時点では中身を見せない、、、
桂離宮を代表とする日本庭園に通じるものを感じます。
・刺身 鮪、鯵、ヒラマサ、伝助穴子
・白ずいき、鰤、玉子焼、鰻おこわ
・天ぶら コーン、わかさぎ、オクラ、万願寺とうがらし
・加茂茄子
充実の内容でどれも素材の味がたっぷりと楽しめました。
⑤椀物


京都の夏はやはり"鱧"ですね。
葛粉が打たれているので非常に滑らかな食感です。
和食の真髄"出汁"も美味しかったです。
⑥ご飯

これから旬迎えるコーンを炊き込んだごはんす。
香物も添えられていますが、ご飯だけで十二分に美味しいです。
⑦水物


宮崎県産のマンゴーをメインにシャインマスカットやブルーベリーにさくらんぼと充実のデザートでした。
返礼品にしては充実の内容で十二分に楽しみました。
私はこの後、福田美術館と嵯峨嵐山文華館へと、妻は大阪の百貨店のバーゲンへと向かいました。