5月29日は洛北にある蓮華寺を訪ねました。
境内にはもみじが多く、秋には絶景の紅葉が楽しめます。
春から初夏にかけても新緑が美しく心癒される名庭です。
蓮華寺の歴史は江戸時代寛文年間(1661-73)に加賀藩の家老今枝近義が洛中から移し再興した天台宗寺院です。
庭園は石川丈山が作庭に関わったと伝わる池泉回遊式の庭園です。
池に浮かぶ舟石、亀頭石が目を惹きます。
本堂前には二基の六角石燈籠が置かれ、その姿から"蓮華寺石燈籠"として茶人の間では特に有名です。
(書院以外からの撮影は禁止されています。
上の2枚の写真はネットからお借りしました。
新緑や紅葉だけでは無く、苔の美しさも秀逸です。
以前にご住職にお話を聴きましたが、人工的に水やりはせずに自然の雨だけで育てているそうです。