植治の庭園を見学した後、「関西近代建築の父」と称される武田五一設計の数寄屋造り建築の建物の中で会席を頂きます。





















白河院は呉服商下村忠兵衛が法勝寺の跡地に大正8年(1933)に建築した建物と庭園で京都市指定名勝になっています。
昭和33年(1958)から京都宿泊所「白河院」として引き継がれ一般にも公開されています。





食事会場は一階の宴会場でしたが天井の高さ、庭園に面した縁側、欄間、床の間の設えにも武田五一の美意識を感じます。






料理は松花堂弁当形式のオーソドックスな京料理ですが、どの料理も味の染みたいい味でした。
笹の葉に包まれているのはよもぎの麩饅頭です。
植治の庭園を鑑賞しながら食事が出来る贅沢な空間です。
二階を見たかったのですが、他の方の予約が入っているようで断念しました。

