あっという間に駆け抜けた今年の桜ですが最後の桜はやはり仁和寺の御室桜です。
(4月9日の拝観です。)
仁王門を潜り御殿の勅使門の前には八重桜が、向かいには御衣黄桜の共演が見られます。
満開は既に過ぎ、散りはじめの状態ですがまだまだ花が残っています。
御室桜と言えばやはり五重塔を背景にした風景が定番であり、尚且つ感動的なシーンです。
御室桜を雲海に例えれば"桜の雲海に浮かぶ五重塔"が見事です。
早くも咲いている躑躅との共演も美しい風景です。
国宝の金堂前ではお釈迦さまの誕生を祝う"花まつり"が境内を華やかな雰囲気にしています。
お釈迦さまの誕生日とされる4月8日を過ぎてしまったからなのか?新型コロナの影響からか?お釈迦さまの像に甘茶をかけるのは無かったです。
金堂裏には早くも芍薬でしょうか?白色の綺麗な花を咲かせています。
一願不動尊にお祀りし、直ぐ西側にある弘法大師空海がお祀りされている御影堂にもお祀りします。
鐘楼横にも御衣黄桜が咲いています。
花々に包まれた仁和寺を堪能し次に市バスを乗り継ぎ京都市京セラ美術館へと向かいます。