こんにちは浦田関夫です

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協議会などの審議が形骸化している

2012年02月23日 08時49分38秒 | Weblog
昨日、国保運営協議会が開かれるということで傍聴をさせて頂きました。

委員さんは、15人のメンバーで、医師会や被保険者代表、有識者代表などが集まっておられました。

 国保会計は、今年度このまま推移すると15億円の赤字を抱えることになり、それを回避するため、5億2000万円を一般会計から繰り入れ、さらに保険税の値上げをしようというものです。

 委員からは、「国保会計は構造的問題がある。医療費が上がるのは仕方がないが、値上げは家計に重い負担になる」「過年度の収納率が14%は低いのは納得いかない」などがだされ、苦渋の選択で「税の値上げ」の判断が協議会でなされました。

 付帯意見として、前言のほかに「国に対して支援の要望」をすることの3点を「口頭」で会長が市長に述べることになりました。

 明日(23日)3月補正予算と当初予算書が議員に配布される時期に「協議会の答申を得る」という「アリバイづくり」のように見えます。
 もし、協議会で否決されたらどうするのでしょうか。

 このような、やり方は介護保険事業計画策定委員会でも同じようなことがおこなわれていました。
21日に開かれた委員会は、介護保険料を平均802円値上げし、基準月額を5100円に決定しました。
しかし、策定委員会の決定を前に議案書は印刷に回り今日(23日)には議員に配布されるのです。

 唐津市政の運営は、協議会や委員会の審議が形骸化させています。
 
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