先週行けなかった、柳避難小屋にいくのが今回のメインテーマ。
11月16日(日)
10時45分 川又(入川渓谷)
11時30分 赤沢吊り橋
15時30分 柳避難小屋
休日のバスが川又からの入山にあうので日曜日から設定。三峰口駅より中津川行きのバスに乗車。
ほとんど中津川までいくみたい。一度紅葉最盛期にいってみたい。
入川渓谷の入り口に、赤沢吊り橋~柳小屋間に崩落場所あり、通行止めの看板あり。
諦めて樺小屋経由で雁坂小屋まで行こうとするが、昨日倒木整理した人の話を聞いて行ってみることにする。
大体崩落場所も想定でき、その場合ビバークポイントも分かっているので危ない場合引き返すこと前提にいく。
赤沢吊り橋までは、ほとんど平坦な道。
最初の急登はここから上部の軌道跡まで。軌道跡を少し進むと標識がある。
ここから一番目の迷うポイント。テープ・標識をじっくり確認しクリア。この先は渓流まですとんと落ちた山腹の細道を進む。
落ち葉が積もり足元が見えず、石・木の根など障害物を探りながら慎重に進む。
涼しいので汗もかかず、肉体的疲労は少ないが、精神が疲れる。
やはり想定場所崩落している。前回修復した杭など無くなっているが、通行には支障なし。
叉大雨降ったら、完全に崩れるかも。もう一箇所のポイントも問題なく通過。
小屋に着いて、明日はここでのんびり一日過ごすことにする。疲れたー。
トイレが崩壊。雪でつぶされたか?
11月17日(月)
一日小屋で過ごす。写真撮影と登山道確認目的で散策。小屋前の吊り橋をわたって坂を上った先に
鉄板をしいた、渡りがある。手すりが無く、傾いている。これで薄氷でも張っていたらとても渡れそうも無い。
ここが一番の難所かも。
生肉・生野菜でつまみつくり、のんびり飲食。
夜はチョット寒い。外気温0度まで下がる。
11月18日(火)
05時40分 出発
13時20分 十文字峠小屋
急坂の長い道のりで、かなりばてた記憶があるが、気温が低く、冷たい風も適度に吹いて肉体的には楽。
沢を数箇所渡るが、印をしっかり確認して、迷うところはなし。昨日・今日と誰にも会わず独り占めの山行。
今日の道は特に崩落等問題点なし。(倒木等難儀したが)
小屋に到着すると、トイレ新築されていた。
テント設営していると、おかみさん食料しょって登ってきた。
今月中小屋を閉め、年末始を除き、来年4月まで閉めるそう。
風が冷たく早々に、テントに入り、飲食。
夜はぐっと冷え、足にホッカイロ貼る。夜になると星空がきらめいている。
11月19日(水)
06時20分 出発
07時00分 大山
11時30分 三宝山
12時30分 甲武信岳
13時00分 甲武信小屋
朝ぐっと冷え、おかみさんによるとマイナス10度。
テント撤収難義。指がかじかんで、苦痛。明るくなってからゆっくり出発。
小屋から先は、木の根がからみあった急坂。大山直下は岩場。
冷たい風が吹きつけ、手袋もきかず、フードをかぶっても顔はひりひり。
足場の悪い急なアップダウンを何度か越え、三宝山まで到着。やっと一息つく。
甲武信岳まではあっけなく到着。今日は富士山もよく見える。
小屋に到着すると、追い抜いていった人他4人小屋前で食事中。
2時頃男女2人組到着。雲取山から金峰山まで縦走中なそうで、テント設営。
3時過ぎから、ぽつぽつと小屋泊まりの登山者到着。
食事をしていた人は、小屋に泊まるかと思ったら、巻き道を3時前に歩いていった。
この時期ずいぶんのんびりしているが、どこまで行くのだろうか。
寒いので、テント内で飲食。今日も星空がきれい。
11月20日(木)
07時00分 出発
09時30分 徳ちゃん新道分岐
11時30分 登山口
12時00分 西沢渓谷バス停
少々雲が出てきている。風が弱いので昨日より楽。
昨日と同様の寒さなので、日が出てからテント撤収。
霜でバリバリ。収納に苦労。
西沢渓谷までは、急な下りの連続。上部は岩と木の根、下部は粘土質の道。
前回ビバークしたポイントも含め、テント張れそうな場所確認しつつ下山。
テントしょった人、数組登ってくる。小屋泊まりの人も含め昨日より少し多い人。
西沢渓谷は、紅葉終了の感。それでもハイキングの人結構いた。
塩山までのバスの時間があったので、ラーメンつくり一杯。
バスに乗ると、下は結構な紅葉。雨が降ってくる。
駅前で一杯後、自宅まで雨の中歩いて帰宅。