登山メモ

酒飲みの登山メモ

2014年11月奥秩父縦走(金峰山・国師岳・甲武信岳・雲取山)

2014年11月13日 | 日記

春・秋恒例のトレーニング。

今回はなかなか好天に恵まれず、霧・風に悩まされたが、まだまだ縦走に

絶える体力は確認できたと思う。(当然2倍の時間はかけますが)

11月05日(水)

 10時30分 瑞垣山登山口バス停

 11時30分 富士見平

 13時00分 散策

 13時30分 瑞垣山方面(沢まで)

 14時00分 富士見平

  今日は単なる旅行。富士見平にテント張りのんびり一日過ごす。

 小屋の御主人の息子さんがいた。最近小屋で働いているそう。

 今年の春は誰も居なかったので会えなかった。

 小屋は、訪れるたびに手が加えられ、いい環境になっている。そのうち小屋にもとまりたいもの。

 (鹿肉のソーセージ食したいもの)

            

 雲に隠れ富士山は見えないが、いい気分のテント場所。

 紅葉シ-ズンなので、日帰りグループ多数。ぐうたらな私には合わない登山形態だが

 日程拘束される人には一番楽な登山だ。(車利用も含め)

 0時頃警察の方訪れる。単独女性帰ってこないとの話で、結局小屋に泊まっているのが確認されて安心。

 こちらは幾日帰らなくても、探す人は居ないので気楽なもの(登山届けはちゃんと出しましょう)

 

11月06日(木)

 05時20分 出発

 06時40分 大日小屋

 07時50分 大日岩

 12時30分 金峰山山頂

 13時50分 朝日岳

 14時30分 朝日峠

 15時20分 大弛小屋

 いよいよ、登山。瑞垣山はパスして、金峰山へ向かう。

 小屋からの取っ掛かりの急坂で、体調整え、次が大日小屋から大日岩のきつい登り。

 次は大日岩のてっぺんや、鷹見岩等も遊んでみよう。

  

 ここからなだらかな道を進むと、数箇所急坂に出会い砂払いの頭にたどり着く。

 ここから一挙に展望が開け、瑞垣山、日本アルプス、富士山等々眺められ一服。

    

 岩稜帯に入り、重い荷の身としては、どうよじ登ろうかと思うところ多数。

 幸いこの時期は雪も氷もないので助かる。

        

 風と霧が出てきて、めまぐるしく眺望が変わる。

 朝日岳へ登りつめると後は楽になる。空模様が不安なので急いで大弛小屋へ向かう。

 峠の駐車場には、車一台のみ。小屋も人影なし。集金箱が見当たらずテント代600円払わずごめんなさい。

  

11月07日(金)

 05時30分 出発

 06時50分 国師岳

 13時20分 水師

 14時30分 甲武信岳

 15時00分 甲武信小屋

  霧でテントぐっしょり。かじかむ手で撤収。木段の続く道を暗いうちに登り始める。

  

 国師が岳から甲武信岳までのルートは、展望が無く、深い森。倒木も多数刈り、ザックが大きいと難儀。

 しかし視点を変えると、本当にいいところ。まず歩く人が少ない。ツアーはまず入ってこないだろう。

 苔むした暗い森。静かな緑・紅葉の中一人歩くと、これぞ山の楽しみとつくずく感じる。

        

 甲武信ヶ岳は強風・霧で早々に小屋に向かう。

 食料が、不安なので夕食頼めるか聞いたが、宿泊者のみとのこと。がっかり。

 これから、少々食料セーブしないと。 霧が段々濃くなってくる。

   

11月08日(土)

 05時10分 出発

 08時00分 破風山

 09時50分 雁坂峠

 11時50分 水晶山

 14時20分 雁峠

 15時00分 笠取小屋

  食料のこともあり、雁坂小屋パスし、笠取小屋まで行くことにする

    

  雁坂小屋も好きな場所。展望はなく、人も少ない分静かに山の雰囲気にひたれる。

  結構手ごわい破風山を超えると後は楽に雁坂峠に到着する。

  

  西沢渓谷側から甲武信ヶ岳へ登って雁坂峠から降りるのがモデルコース。

  雁坂峠から進むと、水晶山に着く。ここはいつもテント泊したくなるポイント。

  

  雁峠への最後の下りはかなりの急坂。ジグザグの道を下っていくが下が見えてもなかなか着かない。

  ここを登っていくのも大変。雁峠に着くとあとは小屋まですぐ。

  結構なグループが下山。ここは作場平まで車で来て登るのにはいい日帰りのハイキングコース。

  山頂までの登りはきついが、紅葉・石楠花の時期は結構な人が来る。

  今日は小屋の主人いて、ビール飲める。テントは新地平から雁峠経由できた男性2人組一張りのみ。

    

11月09日(日)

 05時20分 出発

 06時10分 シラベ尾根

 06時30分 黒エンジュ分岐

 09時20分 山ノ神土

 09時40分 将ゲン小屋

 天気予報によると昼過ぎから雨模様。

 唐松尾山経由のルートをパスしシラベ尾根から黒エンジュ分岐点けいゆで山の神土を目指す。(時間短縮)

 ここのルートは、なだらかな登りが続き、沢から流れる水を横切るポイントが結構ある。

 唐松尾山ルートと違った楽しみ発見。将ゲン小屋に到着すると、ご主人作業中。今日もビールゲット。

 テント設営し一時間もしないうちに、本降りになる。

    

 酒・食料の残量確かめ先の行程検討。本当は後4泊したいが2泊が限界か。

 

11月10日(月)

 05時15分 出発

 09時00分 飛龍山分岐

 10時00分 北天のタル

 12時30分 三条ダルミ

 13時50分 雲取山

  天気予報では昼から晴れ。あまり期待せず暗いうちに出発。昨日の雨でテントはぐっしょり。

  

  雨は降らないが霧は出ている。日龍山分岐の手前「禿岩」はここまで来たら必ず立ち寄るべきポイント。

  やっとこ展望がひらけるところで、山頂に登るよりここを逃すのはおしい。(山頂は林に囲まれた藪の中)

    

  三条ダルミから山頂までの登りは本当にきつい。地図の時間では絶対にいけない。

  

  途中三回休憩し、頂上避難小屋へ。水3リットル持参しているので、補給不要。

  ちなみに雲取山荘は冬は給水がないので注意(後で聞いたらまだ水は流してるみたい)

  

  霧が濃く、山頂まで行かず、小屋で過ごす。昼食休憩男性2名組の他同宿男性一名のみ。

  明日はそのまま帰れるが、鷹ノ巣避難小屋で打ち上げすることにする。

  時折霧が晴れるが、七つ石山までくらいしか眺望なし。

  同宿の方と楽しい会話を楽しみ、イカ飯ご馳走になる。

  あまり衛生的でないので、自家製燻製肉スープの提供は控える。(鍋から直接食してたもんで。)

  雲取山荘でテント設営した方が写真撮影に来たが濃霧で断念。

  タイミングがよければ霧が流れるいいシャッターチャンスにあたることもあるのだが残念。

 

11月11日(火)

 06時15分 出発

 07時00分 奥多摩小屋(水汲み15分)

 07時45分 ブナ坂

 08時20分 七つ石山

 10時00分 鷹ノ巣避難小屋

  霧が晴れて眺望があるかと待っていたが、諦め鷹ノ巣避難小屋に向かう。

  奥多摩小屋の水場で水4リットル補給。ここは厳寒期凍結した時以外水は絶えない。

  霧で展望がないので、七つ石山から避難小屋までは巻き道利用。

  降雪時は、枝・笹が垂れ下がり、雪が深くなると道が完全に埋まるので山頂ルートのほうがいいが

  この時期はフラットな道を早足で歩けるので、時間・体力とも大変楽なコース。

  ただし千本つつじ、高丸山から日陰名栗山の稜線は富士山・大菩薩等の景観が素晴らしくつつじも咲いているので

  天候のいい時は、稜線を歩かれることをお勧め。

  小屋についてのんびり過ごすが、だれも訪れる人なし。山頂まで行く気がないので途中まで登って終り。

            

  

11月12日(水)

 06時15分 出発

 08時40分 峰谷

 09時20分 峰谷橋

 夜小雨。霧が濃い。暗いうちに出発したら道を間違え、変なところまで降りてしまい結局40分ほどかけて

 元の小屋まで戻る。濃い濃霧の場合ランプの光反射し周囲が見えないので熟知している場所でも迷うことが あるのだと反省。

 まあ上をめざせば登山道にたどり着く自信はあったが、自分の位置が分からない経験は初めてかも。

 意外な地点で登山道に出て、後で考えると、大きな誤解で歩いていたことが判明。いい経験になった。

 霧で展望も無く、雨も不安なので峰谷橋までの最短ルートで下山。いいタイミングでバスが到着。

 明るいうちに帰宅。、

        

コメント (2)
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