登山メモ

酒飲みの登山メモ

2013年6月 三条の湯・将監小屋・雁坂峠小屋・甲武信小屋

2013年06月13日 | 日記

前回残したルート今回反対方向から歩いてみた。

私の場合、山歩きは、数多くのピークを制覇するのが目的ではない。

基本は、4~5日の重奏。それも普通の人が行ける日数は軽く超える、手抜きの行程。

山の雰囲気にひたり、鳥の声・風の音・肌に感じる息遣い、水の音、小さな花の可愛らしさ。

ひとつの山でも、それぞれの季節で感じるものが違う。

表現力がないので、伝えられないが、ガンガンいくだけが山遊びではないということ。

半分言い訳ではありますが。

06月08日(土)

 09時15分 鴨沢西停留所

 09時35分 お祭り停留所(徒歩)

 12時00分 青岩谷橋

 13時00分 三条の湯

 いい天気が続き、大勢の人が雲取山へ向かう。2台に増やしたバスでも乗りきれない人あり。

 日原方面も多くの人が集まっていた。

 丹波へのバスは、時間が遅いので鴨沢西からお祭りまで歩く。

 私以外は鴨沢で下車。今日は雲取山まで大人数が登っていくよう。

 諸般の事情により、週休日の入山となったが、やはり平日を狙うべき。

 お祭りから長い林道に入る。日差しが強く日射病にならないように水分・ミネラル補給こまめにする。

 長い長い林道は、精神的にもこたえる。

    

 次々と後から来る人に抜かれるうちに、ゲート到着。ここから先は通行止。

 結構な車が路肩に駐車していた。

  

 この先は工事中のためタクシーも入れないため、歩くしかない。

 沢沿いの道なので、水音・涼風が癒してくれるが、新緑も延々と続くとくたびれる。

 紅葉の時期はオススメだが。

 青岩橋からいよいよ登山道。あっといううまに小屋に到着。

  

 まあ今日は登山というより、長い坂道のウヲーキングてなところ。

 今日も二日酔いで、食欲がなく反省。

 すでにテント場は6張りほど。追抜いていった山ガールの二人組も、すでにテント設営中。

  

 いい場所に設営できたが、続々と到着する人が増え、テント場も小屋も満杯状態。

  

 渓流に囲まれた場所で、日も遮られ寒いくらい。水音が心地いい。ここも紅葉時期がオススメ。

 沸かし湯だが風呂もあり雲取山登頂後、ここで汗を流し一泊するのもいいと思う。

 (休日以外、宿泊人数によってはない場合もあるので要確認)

 落ち着いて一杯やると、食欲もわき、エネルギー補給、明日からの山行きに備える。

06月09日(日)

 04時50分 出発

 08時30分 北天のタル

 09時30分 飛龍山分岐

 13時40分 将監小屋

 以前30センチ程度の雪でこのコース北天のタルで断念した経緯があり、

 無雪時のリベンジ。

 小屋から、すぐ急坂。早速先日テント泊していた若者3人組元気に追い抜いていった。北天のタルまでに

 数人追い抜いていったが、一人長い竿を伸ばしたまま登ってきた人がいた。

 沢釣りの場所とかけ離れた場所だったので、何とも不思議。

  

 北天のタルでは、雲取山からの登山者2組と会う。まあ定番のコース。丹波へ下りる予定とのこと。

 急坂でかなりきついコースだが「のめこい湯」で一服後奥多摩駅へ丁度いいバスがある。

  

 飛龍山山頂は展望がないので今回もパス。

  

 お勧めは「禿げ岩」分岐からすぐ上に有り展望がいい。ここまで来たら必ず行くべし。

 シャクナゲが咲いていた。

      

 ここから先は普段なかなか人に会わないのだが、今日は結構すれ違う。

 将監小屋まで石がゴロゴロして、展望もあまりなくこのコースでは、面白みが少ない場所。

 (あくまで私の感想で、良さを感じている人もいると思う)

 小屋に着くと、テント数張り。ここに直接来るには、三ノ瀬まで車で来るしかない。(バスなし)

 今日は結構車で来て、唐松尾山や和名倉山へ言った人が結構ある。

    

 作業車は小屋まで来れる。常時小屋の主人いるとは限らないので、小屋泊の人は

 事前確認しておくこと。

 日が暮れてくると、水場のそばからカエルの声。今まで聞いたことのないちょっと静かな声。

 下界の買えると種が違うよう。曇って星空見えず。

06月10日(月)

 04時45分 出発

 05時15分 山の神土

 06時50分 唐松尾山

 09時30分 水干

 13時40分 雁坂小屋

 昨日小屋泊まりの夫婦は、和名倉山へ向かわれたよう。

  

 なんとなく唐松尾山へ到着。西御殿岩への分岐の標識見落とす。

 分岐から結構時間がかかるがいい天気の時にはいってみるといい。展望よし。

 山頂のシャクナゲは総称枯れていたが、下っていくとなかなかいいポイントあり。

    

 登り返すところが、岩場で少々きつい。こういう所は、登りの方が楽。

    

 笠取山山頂と水干への分岐で水干方向へ進む。

 分水嶺の標識(荒川・多摩川・富士川)までついて、っ今回は笠取山山頂パス。

    

 雁峠からの急な上りを進んでいくと、3人組の女性と会う。破不山避難小屋に泊まり

 今日は、将監小屋まで行くとのこと。おばさんパワーはやはりすごい(失礼)

  

 水晶山山頂はいつもいい雰囲気の所。通過するたびにここで泊まりたくなる。

    

 雁坂峠と小屋への分岐から、小屋へ向かうと、軽装の若い女性(単独)と会う。

 これからどこまで行くのだろう。

 小屋に着いて、テント張ると、どんどん霧が山を覆ってくる。

    

 結局テント一人。小屋の主人もいつものようにいないので、テント代箱に入れておく。

 ここものんびりできる好きなところ。ご主人は、黒岩尾根から登ってこられ小屋の整備をされている。

 テントの人間にも優しく、親からのこやをしっかり維持しようとしている人。不在時は一部開放しているので

 寝具・食料があれば利用可。(ちゃんとお金払ってね)

06月11日(火)

 05時00分 出発

 06時30分 雁坂嶺

 08時30分 破風山

 11時15分 甲武信小屋

 朝小屋へ行くと、昨日将監でテント張っていた方、朝食中。小屋に泊まって

 甲武信岳から西沢渓谷へおりるとの話。雲取山からの縦走。

 お先に失礼し、雁坂峠からの上りに取り付く。雁峠の登りほどはきつくなく

  

 気温も低いが、時々雨が降ってくる。それほど強い雨でなく、時々紐さしてくる。

 雁坂峠では虹まで見えた。

 雁坂嶺も好きなところ。静かに休憩。

 東破風山の山頂付近から下までは岩・大石の連続。シャクナゲ少々。 

    

 下りに入ったところで、前述の方追いつく。

      

 破不山避難小屋で二人組と会う。定番とうり雁坂峠から下山予定とのこと。

 数組同じコース予定の人に出会う。

  

 甲武信岳への登りの途中で、前述の方追い抜かれる。

 今日は甲武信小屋でテント泊の予定なので、ゆっくり行くが、

 巻き道と木賊山への分岐まで結構な距離。こんなにかかったかなーてなことで

 記憶も案外信用ならない。

 霧のため展望もないので、巻道選択。ここから小屋まではほとんどアップダウンなし。

 小屋に着いて、早速テント設営。雨は上がっていたが、小屋前の屋根のあるベンチで食事(酒?)

 前述の方西沢渓谷への分岐に荷を置いて、甲武信岳へ登頂、西沢渓谷へ行かれた。

  

 霧が濃いようなので、今日は登らず、じっくり飲む。結局テント3張り、小屋泊まり30名ほど。

 シャクナゲの人気は高い。夫婦・中年男性グループ・女性主体のグループと多士済々。

 時間がありすぎて、焼酎500ml空けてしまう。(飲み過ぎ)つまみいろいろご馳走になり感謝。

 旦那もいい人で、今日も気持ちのいい日を過ごす。

 普通は今日下山するところだが、のんびり山ですごすのはいつものこと(金はないけど時間はある)

 

06月12日(水)

 05時00分 出発

 05時30分 甲武信岳

 05時50分 分岐

 07時30分 ナメ滝

 09時30分 毛木平

 10時50分 梓山停留所

 夜中結構強い雨が降っていたので、雨中の下山覚悟したが、朝には雨もやんでいた。

 6人グループ出発した後、のんびり出発。

 山頂は霧で展望なし。風がない分幸い。

  

 千曲川源流歩道と国師岳方面への分岐点で前述のグループに追いつく。

  

 山頂から水源地標までは、結構な急坂。冷たい美味しい水が飲めた。

  

 ここからどんどん水が増え、すぐに渓流となる。

 緩やかな行が続き、十文字るーととは大違い。車で来るなら、十文字ルートを登りに

 源流ルートを下りに使うのがオススメ。渓流沿いなので、大雨時は避けること。

 ナメ滝は岩を舐めるように水が流れている滝。木の根もなく軽快に毛木平まで下りる。

  

 毛木平の駐車場は大きく、トイレ・休憩所もあるがここまでバスの便はない。

  

 梓山まで一時間30分程一般道路を歩かなければならない。

 両脇は、レタス畑が延々と続く。

 停留所(屋根付きの待合所)へ着き、手前のコンビニでビール等購入。

 飲んでいると、前述のグループ到着。その後3人組も到着。

 そのうち雨が降ってきて、いいタイミングで到着してラッキー

 一時間30分程待ってバスに乗車。信濃川上駅から新習志野駅まで普通電車で

 6時間ほどで到着。

 駅前の焼き鳥屋で一杯後帰宅。

コメント
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