登山メモ

酒飲みの登山メモ

2012年06月(雁坂峠から瑞牆山)

2012年07月01日 | 日記

5月上旬 川又〜雁坂峠〜雲取山へ縦走したので、今回は、西沢渓谷方面

から雁坂峠へ登り、瑞牆山まで縦走することとした。

 台風・熱帯性低気圧の到来を避け、雨には祟られなかったが

 展望はほとんど望めなかった。 只新緑は十分堪能してきました。

6月23日(土) 西沢渓谷〜雁坂峠

6月24日(日) 雁坂峠〜甲武信小屋

6月25日(月) 甲武信小屋〜国師ヶ岳〜大弛峠

6月26日(火) 大弛峠〜金峰山〜瑞牆山〜富士見平

6月27日(水) 帰宅 

6月23日(土)

 09時30分 雁坂峠登山口

 10時45分 沓切橋

 14時15分 雁坂峠

 14時40分 雁坂小屋

 梅雨時期少し天候も安定しそうなので、登山決行。

 トレーニング半分なので 雨中の山行きもあり。

 土日は塩山からも、西沢渓谷へのバス便があるのでこれを利用して 

 雁坂登山口へ到着。(平日は山梨市駅発の市営バス利用)

 

 沓切橋までは長い林道、日差しが強くまだ暑さに慣れていない

 のでかなりこたえる。

  

 ここからいよいよ登山道。ザレ過ぎたあと沢を数回わたると

 延々と急坂のジグザクコース。ここまでに6・7人道を譲り

 峠に着くまでには、降りてくる人に会う状態。

 まあこちらは予定のペースで進むだけ。一時間に5分の休憩の

 ペースで登っていく。

 峠まで花は見当たらず、峠も霧で展望なし。今は新緑に浸る時期かも。

  

 小屋に着くと、小屋の主人と会う。ここは予約入れていないと不在の

 ことがあるが、台風の影響で給水が大丈夫か、登山道の整備兼ねて

 来られたとのこと。テント泊の人間にも丁寧な対応されて恐縮。

 前回もそうだが又ここに来たい気分になる。

  

 今日は、テント泊3人組と単独の4組。こじんまりとした隣同士で

 珍しく話が弾んだ。

6月24日(日)

 04時50分 出発

 05時15分 雁坂峠

 06時30分 雁坂綾

 08時45分 破風山

 11時45分 甲武信小屋

 今日は余裕のある日のはずだったが・・・・・・

 いつもは笠取小屋から、甲武信小屋への行程なので、時間、体力

 に余裕があるはずが、一番苦しい山行になった。

 原因は、トレーニング不足(もっともここでトレーニングするつもりなんだけど)

 破不山避難小屋まではそれなりに行けたのだが、そこからの登りで

 あごを出してしまった。時間は想定通りだが、余裕がなかった。

 破風山山頂周辺でやっと花に遭遇。

      

  

 甲武信小屋に着いて、テント泊の手続きを申し出ると、顔を覚えていてくれた。

 年に2回程テント泊の人間なので意外。

 天候も安定しているせいか、テント、小屋ともそれなりにいる。

 時間の余裕はあるが、霧で展望がないので、山頂まで行かず

 前日同様、ちびちび酒を消化(ちなみに今回は焼酎2.5リットル持参)

 真夜中小雨パラパラ。

  

6月25日(月)

 04時30分 出発

 04時50分 甲武信岳

 06時40分 富士見

 09時20分 国師のタル

 12時15分 国師ヶ岳

 13時00分 大弛峠

    

   甲武信岳山頂

 やっと体と心がなれてきたようだが、やはり国師ヶ岳への最後の

 登りはきつい。

 国師ヶ岳山頂で、70代後半の男性と40代の女性のカップルと

 会う。二人でいろいろ歩いているようだが、少々羨ましい気分。

  

 大弛小屋は、管理者不在。

 山梨側の林道もやっと開通し、日帰りの車5台ほど駐車。

 金峰山へ車で来るには、ここからのルートが一番楽。簡単に日帰りができる。

 まあ日程に余裕のない人とか、百名山踏破目指す人にはいいかもしれない。

 今日はもう一人テント設営。

 

06月26日(火)

 04時00分 出発

 05時30分 朝日岳

 07時00分 金峰山

 09時20分 大日岩

 10時45分 富士見平

 12時15分 瑞牆山

 14時00分 富士見平

 明るくなったら出発し、瑞牆山まで登る計画で出発。

  

   朝日岳よりの金峰山

 金峰山への登りで、テント泊の君に追い抜かれる。

 なんとか山頂に到着、五丈岩前の広場で、休憩(コーヒー沸かして休憩)中の

 彼と話す。今日風呂に入って帰宅予定とのこと。若さ、基礎体力には

 かなわない。

 今日は富士山が、やっと見える。冬のすっきりした富士山と趣が違う

 風景もいい。

      

  

 軽快に下っていく君を眺めながら、よたよた自分のペースで降りてゆく。

 大日岩辺りで、花を楽しむ。

    

 富士見平に到着して、小屋の主人にテント泊の手続き終了後、

 瑞牆山へ向かう。

 荷を置いているので、軽快。ガレ場、ザレ場も息を切らしながらスイスイ

 山頂は、金峰山がちょこっと垣間見える状況。  

 小屋に戻って、ビールを飲みつつ、主人と会話。

 富士見平小屋は去年、新しい管理人がリニューアルし、いい雰囲気

 の小屋になっている。御夫婦で第二の人生として引き受けたとのことで

 私のような風来坊とは大違い。テント泊者に対する応対も好感が持てる。

 泥棒の被害が頻発しているそうで、山登りの人間としては許せない事態。

 聞いた限りでは、特定の人物と思われるので、それらしい人間の情報が

 あれば、連絡して欲しい、小屋のHP、開設されていますのでよろしく。

 今日はテント3張り、小屋宿泊者数名。

 いい運動で、酔が早く早々に就寝。

      

06月27日(水)

 07時30分 出発

 08時00分 瑞牆山登山口

  バスの時間が09時03分なのでじっくり富士見平で時間をつぶす。

  03時ごろ起きると今日は星空が初めてきれいに見える。

  4時過ぎ明るくなって早々にテント組金峰山へ出発したみたい。

      

  皆出払ってから、小屋の主人と一時間程話す。

  海外勤務後戻ってきて小屋の惨状を見て見て、昨年から

  管理を引受けたとのこと。

  一部の登山者の社会的マナーの欠去、周辺の情報等話は尽きなかった。

  水を土産に帰宅。

コメント
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