山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

#ブックカバーチャレンジ第5日目 吉川英治著『宮本武蔵』(講談社文庫)

2020-05-09 16:37:35 | 日記
#ブックカバーチャレンジ第5日目

今日紹介するのは吉川英治作『宮本武蔵』です。

『宮本武蔵』との出会いは僕が浪人生時代に見た役所広司さんが武蔵役を演じ古手川祐子さんがお通を演じたNHKの『宮本武蔵』のドラマ。

僕は浜北市(現浜松市浜北区)の実家から自転車と電車で2時間かけて愛知県豊橋市にある河合塾豊橋校に通っていました。

一日の最後の授業が確か18時頃に終わり、家に着くのが大体20時頃、ちょうど20時から放送されていたこのドラマを見ることになりました。

吉川英治の『宮本武蔵』は父親の書棚にもずっとあったのですが、あまり魅かれることもなく読む機会はありませんでしたが、このドラマを見て、当時自分が受験浪人という立場で浪人宮本武蔵に感情移入したことも多少あったこともあったかもしれませんが、剣の道を究める宮本武蔵の生き方に本当に憧れました。

宮本武蔵が、佐々木小次郎との巌流島の決戦に挑む前の既に亡くなった人たちも含めて武蔵を送り出す宴をしてくれるシーンは、自分が大学受験に臨む時にもそのシーンを自分に重ね合わせながら本当に力をもらいました。

そして、今でもこの話は国家試験に臨む前の学生たちに話したりもしています。

看護学部の学生、国家試験頑張れ! - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

そして無事大学入試に(今度は)合格し、新生活を始めたころ、古本屋で『宮本武蔵』全6巻を見つけ、購入しました。



常に持ち歩き、大学の空き時間や、バイトへの行き帰りの電車の車中などの時間で読み進め、当時、「英語道」を究めるつもりであった自分と剣の道を究める武蔵を重ね合わせていました。

何年か後に宮本武蔵の出身地の近く岡山県北部の新見女子短期大学(当時)に職を得、住むことになるとは全く思ってもみませんでした。
*武蔵には現在の姫路市付近出身説もありますが…。

新見に住むようになり、ぜひ宮本武蔵ゆかりの地に行ってみようと思い、大原町にも行ってみました。



河合塾での浪人時代については、
私と河合塾 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)
をご覧ください。

また、昨年父が亡くなり、父の蔵書の『宮本武蔵』もその他の吉川英治作品とともに僕が引き取っています。








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