山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

結婚披露宴での祝辞(2016年4月30日)

2016-11-20 00:01:41 | 日記
先日書いたように卒業生の結婚披露宴で祝辞を述べさせていただきました。

大体このようなことを言うつもりだと思いまとめた原稿です。

マイクの前では多少違ったかもしれませんが、大体このようなことを述べさせてもらったと思います。






ただいま、ご紹介に預かりました、新見公立大学・短期大学の山内 圭といいます。
本日は、○○さん、△△さん、本当におめでとうございます。また、ご両家の皆様におかれましても、誠におめでとうございます。

この中でも教員という職業の方がいらっしゃるかもしれませんが、教員にとって教え子の結婚式に招かれるということは、とても光栄なことであります。それぞれの人には、何人もの先生がいるわけですが、その先生方の中で自分を選んでもらったということは、教師冥利に尽きることであります。今日は、お招きいただきありがとうございました。

さて、先ほど、ご紹介いただきましたように、私は、新見公立大学・短期大学で英語を教えております。実は、私は現在、新見公立大学・短期大学の広報部長という役を勤めておりますので、ご臨席の皆様にも少し新見公立大学・短期大学の宣伝をさせていただきながら、○○さんの学生時代のエピソードをお話させていただきたいと思います。私たちの学校では、看護師を養成する看護学科、幼稚園教諭・保育士を養成する幼児教育学科、介護福祉士を養成する地域福祉学科の3学科がある、人口わずか3万人の岡山県新見市にある学生数約480名の非常にこじんまりとした学校です。私は、その小さい学校で唯一の英語の専任教員として在籍しています。全ての学科で英語を教え、1年間に約200名の学生に英語を教えることになります。そのうちほとんどの学生とは、教室でこちらが英語を教え、学生が教わるという授業・教室内だけの付き合いで終わってしまいます。ただ、毎年200名のうちの何人かは、授業や教室を越えて関わる学生がおります。○○さんも、そのような授業や教室を越えて関わった学生の一人でした。

現在は、4年制大学となり新見公立大学となっている看護学科ですが、○○さんが在学中にはまだ3年制の短期大学でした。短期大学の時代には、クラスに何人か4年制大学の看護学部への編入学を目指す学生たちがいました。編入学試験科目には英語も含まれることが多いので、そのような学生は希望により英語の個別指導を行います。○○さんもそんな学生の一人で、大体週1回くらいでしたでしょうか、空き時間などに英語の個別指導を行いました。もちろん英語の勉強に来るわけですが、毎週来る中で、勉強だけではなく雑談もするようになります。出身地のお話や私の若い頃のお話、恋愛話もしたかもしれませんね。そのような形で、英語の勉強も頑張った○○さんでしたので、無事、編入試験に合格しました。この合格を祝して、他の編入試験に合格した学生たちと、祝賀会として、新見市内の井倉洞という洞窟に行ったり、夕食会もしましたね。

ということで、○○さんは、授業や教室を越えて関わった学生の一人でありますが、実は私と○○さんの関わりは○○さんの大学入学以前まで遡るのです。新見公立大学・短期大学のウェブサイト、皆さんも興味がありましたら是非後ほどご覧いただきたいのですが、受験生など、大学に興味がある人がメールで質問ができるようになっているのです。そして学校側では、質問に対し回答を送ることになっています。実は、○○さん、高校生の頃、このホームページの機能を利用して質問をしてくれました。たしか、海外研修についての質問だったと記憶していますが、英語教員として海外研修に関わっている私が回答することになり、確か2~3回のメールのやりとりをしたように思います。今回、このメールが残っていないか探してみようとしたのですが、パソコンを新しくしていたため、残念ながら見つけることができませんでした。

○○さんは、ご列席の皆様は既にご存知と思いますが、このように高校生の頃も進学を希望する大学に質問を送ったり、4年制大学の編入学を目指して受験勉強に頑張ったりと、常に向上心があり、目標に向けて努力できる女性です。このような女性である○○さんは、△△さんにとってきっとすばらしい生涯の伴侶になるものと確信しております。

今度お時間のある時に、お二人でぜひ新見に遊びにいらしてもらいたいと思います。その時には、新見市のもう一つの鍾乳洞、満奇洞にお連れしようと思います。もっとも□□県には◆◆洞などすばらしい鍾乳洞がありますので、あまり珍しいものではないかもしれませんが。では、結びとなりましたが、お二人の輝かしい未来を祝福しまして、本日のお祝いの言葉とさせていただきます。本日は、誠におめでとうございました。

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