山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

ニューパルツのエルティング図書館で「箸」の展示開催中

2011-12-27 07:49:25 | 日記
新見市の姉妹都市の一つアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューパルツ・ヴィレッジのエルティング図書館(Elting Memorial Librar, New Paltz, NY)で開催されている「箸」の展示についての連絡が出展者のコーエン夫妻からありました。

2003年は、芸術交流団員として年末のこの時期にニューパルツを訪問し大歓迎を受けましたが、残念ながら今年は行くことができません。

この箸の展示によって、多くのニューパルツ市民が日本文化や新見市との交流に興味を持ってくださることを期待しています。

以下が、コーエン夫妻によって送られてきた展示の説明の日本語訳です。



 世界の多くの人は箸を使って食事をします。(中でも何百人もの中国人は、ジョージア州のポプラとモミジバフウの樹脂でできた箸を使っています。)ここに展示したものは、多く日本からのもので、日本では「箸(はし)」と呼ばれています。

 今日では、箸はほとんどプラスチック、木または竹で作られています。金属、骨そして象牙のものは珍しくなりました。加工されていない(上塗りされていない)木や竹のものが美的単純さのため、そして特に使い捨てのために多くなっています。日本の古来からの得意技である漆の使用は、科学的上塗り法に多く取って変わられています。漆は木製品にもプラスチック製品にも施されます。

 箸の長さは、調理用や取り分け用菜箸から子ども用の短いものやお店で買った弁当に入っているものまでいろいろです。色やデザインや細部の違いも無数にあります。近年は、先が滑らない加工(刻みをつけて滑らかでなくしたもの)が人気です。箸は国中の地方中小企業で作られているので、「ブランド」はありません。割り箸は、一回の使用のため木や竹でできているもので、安価で衛生的です。

 箸置き(「(箸)枕」と呼ばれる)は、レストラン(低価格な店を除く)や自宅で、箸を食事中や食後に置くために使われます。箸置きも非常に多くの種類と材質がありますが、ほとんどが陶器です。詳細は、ある収集家のウェブサイトの内容を参照してください(A hashioki collection( http://www.reeve.ch/hashiokis/)。折り紙で折り鶴の箸置きをつくる方法については、箸袋の折り方まとめ(http://hashibukuro.easyjp.net/)をご覧ください。

 食品産業やテイクアウトの店では、割り箸は衛生的または見た目の点から紙の箸入れに入って提供されます。多くのレストランでは、「お手元」という言葉やレストランの名前、イラストやチェーン店の紹介などが独自に印刷された紙の箸入れを使っています。おしゃれなものや手作りのものも時々見られます。紙で簡単なものを折るためには、Hashibukuro,bolso para palillos en origami(http://www.youtube.com/watch?v=GQpBedWnXaE)をご覧ください。

 高級レストランや家庭では、お客様の箸は紙の箸入れではなく、特別の容器に入れられています。多くの家庭では家族の箸は食間にはテーブルの上の箸箱に入れられています。テーブル上の丸い容器に何本かの木の箸を入れているレストランもあります(これは安い店に多い)し、テーブル上の箸箱の中に入っている店(より高級な麺の店)もあります。

 もちろん、箸の使い方については一連の作法があります。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新見市国際交流協会第2回総務... | トップ | まちづくり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿