山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

electronic lifeguard「電子(式)ライフガード」または「電動(式)ライフガード」

2012-08-25 09:20:08 | 日記
皆さん、こんにちは。

既に8月下旬となり、この夏の海水浴シーズンも終わりかけていますが、
本日のThe Daily Yomiuri第12面に
Electronic ‘lifeguards' a big hit
という記事があります。

発信源は、Associated Pressですが、まだオンライン上でこの記事は出ていないようです(後ほど各紙に出るのかもしれませんが)。

見出しのelectronic ‘lifeguards’は‘lifeguards'と引用符に囲まれていますが、「電子ライフガード」または「電動ライフガード」とでも訳すべきでしょうか。

このマシンは、別名EMILYと呼ばれ、それはEmergency Integrated Lifesaving Lanyardのacronym(頭字語)です。
ちなみにlanyardとは海事用語で「締め縄」のことだそうです。

別のソースですが、Robot Lifeguard 'Emily' Is LA County's Latest Life-Saving Tool (VIDEO)
の記事にもこのことが扱われています。
さらに、ここには動画もあり、EMILYがどのように使われるのかが紹介されています。

The Daily Yomiuriの記事によると、この装置の値段は約1万ドルでアリゾナ州のHydronalixという会社によって作られています。
(同社による同製品の商品説明は、E.M.I.L.Y. - Specificationsにあります。)

バッテリー充電式になっていて、リモコンで操作ができ、救助が必要な溺れた人のところにこの装置を近づけます。

人間のライフガードが救助に行くよりもはるかに早く溺れた人に近づくことができるそうです。

また無線装置を取り付けて、溺れてパニックに陥っている人に、陸上からの指示を伝えることができます。

エミリーは、溺れた人を岸まで連れ戻すことはできません。

しかし、人間のライフガードが到着するまで、溺れた人を安全に保ち、紐を取り付けてライフガードが溺れた人を救助する場合はその紐につかまらせてエミリーを引っ張ることにより容易に救助できるとのことです。

だから、エミリーはライフガードに取って代わるものにはならないそうですが、ライフガードを助けるものとなるようです。

ということで、新語electronic lifeguardの紹介でした。

ちなみに、これは昨年の今頃、ハワイのワイキキで見たライフガードの監視小屋です。


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