2017年12月23日、新見市PTA連合会平成29年度母親委員会主催事業 映画『幕が上がる』上映会がまなび広場にいみ大ホールで開催されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/3d/39d87c845ffa65c06399ed89d81b6dc0.jpg)
上映された映画は、ももいろクローバーZが主演の『幕が上がる』でした。
静岡県を舞台とした青春映画で、主人公たちは架空の富士ヶ丘高校という設定、静岡県出身の僕としては、とても親しみがわきました。
映像中に富士山や製紙工場など、静岡県らしさがちりばめられていました。
中でも一番の(?)静岡県らしさは、主人公達の演劇部員が演劇大会の打ち上げに行っていた店が、静岡県内で有名な「さわやか」だったことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/97/df6980e359e157778a5061cb1fa3509a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/a9/d9de0b932a241b64aebb91cc65d8c64c.jpg)
僕は、英米文学を研究していますので、シェイクスピア、スタインベック、ニール・サイモン、アーサー・ミラーなどの演劇は数々見ています。
ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)没後400年
劇団昴『エデンの東』公演について(2011年5月29日)
劇団昴の『エデンの東』観劇
LINK PROJECT VOL. 8 『二十日鼠と人間』 観劇記(2008年11月13日)
劇団俳小第40回本公演『マイス・アンド・メン―二十日鼠と人間より―』観劇(2014年12月11日)
演劇『みんな我が子』(All My Sons)鑑賞
On a Play Version of Frank Galati’s The Grapes of Wrath『人文学論叢』第2巻(2004年3月)
「大先輩・杉山隆彦先生を偲ぶ」(日本ジョン・スタインベック協会 Newsletter No.60より)
また、スタインベックの演劇『爛々と燃ゆる』にアドバイザーとして関わらせていただいたこともあり、稽古場の見学、演じている俳優の皆さんとの交流、演劇後のトークショーの出演などさせてもらったことはありますが、それでもやはり演劇界に身を置いたことはなく、あくまで垣間見てきただけです。
演劇『爛々と燃ゆる』稽古見学と勉強会
舞台『爛々と燃ゆる』の爛々と燃ゆる稽古の見学
ジョン・スタインベック原作の演劇『爛々と燃ゆる』ご案内
『爛々と燃ゆる』パンフレット掲載の作品紹介
虎よ虎、爛々と燃ゆる
『爛々と燃ゆる』観劇
『爛々と燃ゆる』トークショー出演
ジョン・スタインベック原作『爛々と燃ゆる』DVDに作品紹介が掲載される
大学時代に所属していたESSでも毎年英語劇の上演がありましたが、演じることには全く興味がなく、いつも大道具などで少し協力させてもらっただけでした。
そして演劇界の中でも特に高校演劇部の世界が描かれていて、とても興味深く観させてもらいました。
そういえば、あるスタインベック原作の演劇を見た時に、客席のぼくの後ろは、漏れ聞こえてきた話の内容からおそらく埼玉県のある高校の演劇部員たちの集団のようでした。
話がだいぶそれましたので、『幕が上がる』に話を戻します。
映画の中で、「演劇は一発勝負じゃない、本番までに決まった台詞を繰り返す…」というような台詞がありました。
台本の言葉を大切にということも出てきましたので、アドリブではなく、脚本家が考えたセリフに忠実にという考えに基づいて制作されているようでした。
直観的なアドリブを認める、あるいは重宝がるという考えもあるようなのですが、この辺りは、原作者平田オリザの考え方の反映でしょうか。
全体的には、「演劇の豊かさ」が描かれていました。
そして、「私たちは、舞台の上でならどこまでも行ける」と言う台詞が印象的でした。
原作となった平田オリザさんの同名小説もぜひ読んでみたいと思いました。
映画『幕が上がる』の公式サイトもリンクを貼らせてもらいます。
映画『幕が上がる』公式サイト
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上映された映画は、ももいろクローバーZが主演の『幕が上がる』でした。
静岡県を舞台とした青春映画で、主人公たちは架空の富士ヶ丘高校という設定、静岡県出身の僕としては、とても親しみがわきました。
映像中に富士山や製紙工場など、静岡県らしさがちりばめられていました。
中でも一番の(?)静岡県らしさは、主人公達の演劇部員が演劇大会の打ち上げに行っていた店が、静岡県内で有名な「さわやか」だったことです。
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僕は、英米文学を研究していますので、シェイクスピア、スタインベック、ニール・サイモン、アーサー・ミラーなどの演劇は数々見ています。
ウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare)没後400年
劇団昴『エデンの東』公演について(2011年5月29日)
劇団昴の『エデンの東』観劇
LINK PROJECT VOL. 8 『二十日鼠と人間』 観劇記(2008年11月13日)
劇団俳小第40回本公演『マイス・アンド・メン―二十日鼠と人間より―』観劇(2014年12月11日)
演劇『みんな我が子』(All My Sons)鑑賞
On a Play Version of Frank Galati’s The Grapes of Wrath『人文学論叢』第2巻(2004年3月)
「大先輩・杉山隆彦先生を偲ぶ」(日本ジョン・スタインベック協会 Newsletter No.60より)
また、スタインベックの演劇『爛々と燃ゆる』にアドバイザーとして関わらせていただいたこともあり、稽古場の見学、演じている俳優の皆さんとの交流、演劇後のトークショーの出演などさせてもらったことはありますが、それでもやはり演劇界に身を置いたことはなく、あくまで垣間見てきただけです。
演劇『爛々と燃ゆる』稽古見学と勉強会
舞台『爛々と燃ゆる』の爛々と燃ゆる稽古の見学
ジョン・スタインベック原作の演劇『爛々と燃ゆる』ご案内
『爛々と燃ゆる』パンフレット掲載の作品紹介
虎よ虎、爛々と燃ゆる
『爛々と燃ゆる』観劇
『爛々と燃ゆる』トークショー出演
ジョン・スタインベック原作『爛々と燃ゆる』DVDに作品紹介が掲載される
大学時代に所属していたESSでも毎年英語劇の上演がありましたが、演じることには全く興味がなく、いつも大道具などで少し協力させてもらっただけでした。
そして演劇界の中でも特に高校演劇部の世界が描かれていて、とても興味深く観させてもらいました。
そういえば、あるスタインベック原作の演劇を見た時に、客席のぼくの後ろは、漏れ聞こえてきた話の内容からおそらく埼玉県のある高校の演劇部員たちの集団のようでした。
話がだいぶそれましたので、『幕が上がる』に話を戻します。
映画の中で、「演劇は一発勝負じゃない、本番までに決まった台詞を繰り返す…」というような台詞がありました。
台本の言葉を大切にということも出てきましたので、アドリブではなく、脚本家が考えたセリフに忠実にという考えに基づいて制作されているようでした。
直観的なアドリブを認める、あるいは重宝がるという考えもあるようなのですが、この辺りは、原作者平田オリザの考え方の反映でしょうか。
全体的には、「演劇の豊かさ」が描かれていました。
そして、「私たちは、舞台の上でならどこまでも行ける」と言う台詞が印象的でした。
原作となった平田オリザさんの同名小説もぜひ読んでみたいと思いました。
映画『幕が上がる』の公式サイトもリンクを貼らせてもらいます。
映画『幕が上がる』公式サイト