山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

新見市小中一貫英語教育研究発表会出席

2009-11-12 01:24:10 | 日記
今日(11月11日)は、タイトルにも書いた「新見市小中一貫英語教育研究発表会」が新見市教育委員会主催で開催されました。

新見市は、先進的に外国語活動を小学校1年生から実施していて、財団法人福武教育文化振興財団から助成を受けています。

今日は、その研究指定校になっている3つの小学校と1つの中学校で公開授業があり、その後、全体での研究協議会が開かれました。

僕は、午前中は、市立矢神小学校の公開授業2コマを参観しました。この学校でのALTは友人のD.Cさん。彼とはいろいろな接点がありますが、実際授業をしているのを見るのは今回が初めてでした。この様子は、今日夕方のNHKの岡山県内ニュースでも取り上げられていました

午後は、市立美郷中学校に移動して、ここでも(同時進行でしたが)2つの授業を見せてもらいました。

その後の全体協議会では、教育委員会と4校によるそれぞれの取り組みのプレゼンテーションがまず行われました。

その後、僕が「指導・講評」を行いました。

そこで述べた内容は、簡単に言うと、

○今日の授業、各校の取り組みプレゼンテーションへのコメント

○研修のあり方(授業のビデオ撮影が有効など)

○外国語活動が、教室内や授業内で終わるのではなく、他教科、校内生活、家庭や地域、卒業後、進学後、社会に出てから、国際交流、外国渡航など、外国語の広い世界へのつながりのあるものにすることが大切

○正しい英語か、それとも多少の誤りがあっても通じればよいか(日本人教員は、多少の誤りがあっても通じればよいという姿勢がコミュニケーションには大切。だが、ALTは英語の生きた手本として正しい英語を教えたいはず。時にはALTの立場になって考えることも必要)

○国際姉妹都市交流を活用すべき

などを、お話しました。

市内をはじめ、広く岡山県内のかなりの数の小中学校の先生方が参加されていました。少しでも参考になったらいいのですが…。
コメント
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