9月27日(木)4時から5時の間、
リハビリテーション病院の家庭訪問を受けました。
まず、従姉が運転する車に乗って、
父の入院先のリハビリテーション病院へ
父を迎えに行きました。
病院スタッフの介助で父を車に乗せて頂き、
私たちの車の後に病院スタッフの車が続いて
実家に着きました。
病院からは、理学療法士の方、作業療法士の方、実習生の方
3人が同行して下さいました。
車から降りると、すでに
父がお世話になる居宅介護支援事業所の
管理者の方と、介護支援専門員の方、
母がお世話になっている地域包括支援センターの
主任介護支援専門員の3人の方々が
家の前で待っていて下さいました。
家族側は、母と弟と従姉と私で
父を含め11人が実家に集まりました。
居住生活部分が2階なので、
1階から内階段を登る父が介助を受ける様子を見守りました。
父の退院後、自宅で生活できるように
各部屋の改修を検討して下さいました。
その合い間、父の趣味のピアノを少しでも弾いて欲しくて
ピアノの前へ父を誘導しました。
みんなが見守る中で、
父は鍵盤の上に右手を乗せ、押すと音が出ました。
さすがにメロディーは弾けませんが、
左手だけで演奏し始めました。
父の出す音色を聴き、私は自然に
「It’s only a paper moon・ペーパームーン」
の歌詞を歌い出せました。
左手だけの伴奏でもすぐに曲名が大当たり!
音楽で結ばれる親子の絆を確かに感じて
感動して涙が出そうになりました。
帰り際には、1階から外階段を昇る様子も確認し合いました。
立ち会って下さった皆様にお礼と感謝を伝え、
従姉の車に乗って父を病院に送り届けました。
改修工事検討の結果は、
再評価と家族指導と一緒にまとめて
後日、報告指導を受けに病院へ行くことになりました。