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きのうテレビでプロ野球を見た。伝統の巨人阪神戦であるが、なにせ阪神は開幕してから7連敗、きのう勝てるかどうかが最大のテーマであった。
初回、好調の大山の左前適時打で2点を先制したとき阪神の選手・監督・コーチまた多くの阪神ファンまた巨人ファンも阪神の勝利の予感がしたはずである。
ところが先発・小川が直後に吉川の二塁打、坂本の2ランで同点とされてこりゃまずいとなった。三回は丸に勝ち越しソロを浴びた。三回にもポランコにソロを被弾。4回1/3を5安打5失点でKOされてしまった。
結局きのうも負けて開幕8連敗。1979年にヤクルトが記録して以来43年ぶり、セ・リーグワーストタイの屈辱となった。
伝統の巨人阪神戦がまるでおもしろくない。どちらのファンにしても一方的にどちらが弱いことを望んでいないだろう。どちらが勝つかわからないから勝負事はハラハラする。
野球で勝つとは投手が打たせないか野手が打って相手よりよけい点を取ること。ドラフトで戦力は均衡しているはずであるがときおり一方的に負け続けることがあって困る。阪神の指導者、選手みんな勝つために一生懸命だろうが勝てないときは勝てない。
こういうときの投手に悲哀を感じる。
巨人にもほかのチームにもいえるのだが、打たれて降板する投手を気の毒に思う。三振して去る打者にそう悲哀を感じないのに打たれる投手にはそれを感じてならぬ。悲哀を通り越して罵倒したくなるのが四球。ノーアウトで四球を出す投手はバカと言いたい。
プロ野球なんだぜ。これで飯を食っているんだぜ。それが最初の打者にただで一塁をやるなんてバカとしか言いようがない。プロ野球で無駄な四球を出すのは見たくない。コントロールの悪い投手ほど見たくないものはない。
藤浪はなぜかくもコントロールで苦しんでいるのか。むずかしい職業である。とにかく阪神の勝つのを見たいものである。
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