天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

帰って来た早明戦

2019-12-02 06:55:01 | スポーツ

明治の怒涛のモールラッシュ

きのう関東大学ラグビー対抗戦の最終戦が行われた。早稲田大学VS明治大学の25年ぶりの全勝対決であった。今年は2013年から去年まで王者に君臨し続けた帝京大学が早稲田、明治に負けた画期的な年である。
9年ほど前早稲田を力で粉砕した赤い軍団(帝京大)には度肝を抜かれた。以後帝京大は無類の実力を発揮して大学ラグビーを変えた。ここから日本代表へ多くの選手を輩出した。帝京大の覇権を早明両校が奪回するのは無理ではないかと思っていたが栄枯盛衰は世の常であった。
それで「帰って来た早明戦」なのである。

試合は接戦を期待したが明治の圧勝であった。
早稲田が持ちこたえたのは前半終了まで。前半を7-10で終わったまではよかったが、以後明治の怒涛の縦攻撃になすすべがなかった。
明治はフォワード、バックスとも一人一人の突進力が凄くボールを持つと必ずゲインした。逆に早稲田はボールを保持しても明治の圧力に密集からボールを出せず反則を再三取られた。
北島監督の「前へ」から突進力が明治の魅力でありそれはやはりフォワード選で如何なく発揮された。スクラムもモールも明治は気持ちいいほど押し込んだ。これでは早稲田に勝算があるはずがなかった。
36-7。数字通りの実力差があり明治が強いというわかりやすい試合であった。

早稲田もこのままでは終わらないだろうし、帝京も捲土重来を期して来るだろう。おもしろくなった。


解説した早稲田OBの中山亮平選手と明治OBの田村亮選手(日本代表)

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