長男・米倉八潮の昨日のフェイスブックから。グラフィックデザイナーの彼が、中野たむ『白の聖典』という本の装丁をしたという。
「宇宙一かわいいアイドルレスラー中野たむさんの自伝、白の聖典の装丁を担当させていただきました。女子プロファンの皆様是非!」と短信を寄せている。
版元:彩図社、定価:2,000円(本体価格1,818円)
内容:中野たむ選手のアイドル時代からプロレスラーになるまで、全てを記した一冊。草津温泉グラビアの袋とじ、中野たむ関係者との対談も収録!
「宇宙一かわいい」などというキャッチコピーに哀れを感じる。女子プロレスそのものが憐れでならない。
「サンデーモーニング」で張本さんが東京五輪女子フェザー級で金メダルを獲った入江聖奈選手に対して「女性でも殴り合い好きな人がいるんだね。嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合って」という発言をして批難ごうごうとなったが女子のプロレスであったらすこしは批難の量が違ったのではなかろうか。
生きていくのは誰しもたいへん。若い女性が脚光を浴びる場に立ちたいのはわかるが辛いものを感じるのも事実。
プロレスはスポーツでなく興行である。芝居の一座と同じく観客に娯楽を与える仕事であるが、女性の場合、本気になって殴る蹴るにはまってしまいがち。それが大けがに通じる。男子の場合、わりとさめてやっていてそれは興奮を伝えるが同時に安心感、奥行を見せてくれる。女子には奥行がなくて見るのが辛い。
女子プロレスの方々が今どうしているか。
1970年9月25日生れのアジャコングは51歳でまだ現役か。1976年~1979年に一世を風靡したビューティ・ペアの一人、ジャッキー佐藤は1999年8月9日に死去している(享年41)。かたわれのマキ上田は現在62歳、夫が経営する東京都浅草の釜飯店の女将とか。釜飯店の女将というのはいいなあ。
中野たむさんが元気で仕事を全うして、孫を子守りをして欲しいと切に願っている。
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