天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

これぞ真夏のかまいたち

2022-07-24 06:02:53 | スポーツ

「サブミッション・マスター」のイケメン、ザック・セイバーJr.


これぞ真夏のかまいたち、ザック・セイバーJr.の関節技である。
昨夜、新日本プロレス真夏の祭典「G1-CRIMAX32」をスポーツライブという局が放映した。登場したイギリス人レスラー、ザック・セイバーJr.(34)に注目した。彼は「サブミッション・マスター」なる愛称を持つ関節技の鬼である。
身長183cm体重95kgとヘビー級でやれるかという軽さ、水泳選手みたいな体型である。昨夜はアーロン・ヘナーレというパワーファイターと対戦した。
最近プロレスはあまり見ていないのでアーロン・ヘナーレは知らないが、たぶん彼はザック・セイバーJr.の餌食になるだろう、と予測した。
序盤ザックはがんがんやられたがそれでもフォールされないだろうと思った。関節技で生きる男は7割がた攻められてもそれが通常のペース。相手が攻めて攻めて慢心する一瞬に必殺技を決める。
プロレスの足関節技は多々あり、有名なのがザ・デストロイヤーの四の字固め。ファンク兄弟のスピニング・トー・ホールド。ほかインディアン・デス・ロック、サソリ固め、アンクルホールド、アキレス腱固め……。
これらの技は一人が開発すれば後続がどんどん使ってすぐポピュラーになっていく。ブレーンバスターの開発者はキラー・カール・コックスであったが今やだれでもこの技を使うように。
アーロンにそうとうやれれた末、一瞬、ザックが足技を決めてギブアップさせた。その技に入る予感がして画面にカメラを向けたが動きがはやいのとかけ方が複雑で仔細がわからない。技がかかって5秒もせずアーロンがタップして負けた。
その後痛みに靴を脱いだのには驚いた。そんな足技は見たこともない。アキレス腱固めはそうとうの確立でギブアップに追い込める技であるがギブアップに10秒はかかる。
この技を何と呼ぶのか、アナウンサーが言わなかった。
調べてみたが下記の技ではない。

靴を脱いで痛がるアーロン・ヘナーレ


オリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デス
相手の右膝に変形ニーロック、左足をマフラーホールド、股関節をレッグスプレッドで極める複合技で、2018年のNEW JAPAN CUP初戦で闘った内藤を相手にデスティーノを切り返しての初披露となった。ザックはこの技で初戦では内藤、決勝では棚橋弘至からギブアップ勝ちを収め、2018年のNEW JAPAN CUPで初出場初優勝を飾ったほか、翌2019年のNEW JAPAN CUPでは飯伏幸太からリストクラッチ式のオリエンテーリング・ウィズ・ナパーム・デスでギブアップ勝ちをもぎ取っている。ザック自身は相手の両足に対しハンモック状に寝そべるような姿勢になる。

ザックは一瞬でギプアップさせる関節技を多々持っている渋い選手である。
オカダ・カズチカは何でもできるオールラウンドプレーヤーだがザックのような専門店もまた魅力的である。昨夜の技はどうなっていたのか、謎である。

これは誰でもやるコブラ・ツイスト

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