植えないのに生えている桑の木。数メートルも伸びる。
さる人からお歳暮として石焼芋鍋をいただいた。さっそく使ったが都市ガスは火力が上がると自動的に火力が落ちてしまい結局とろ火になって時間がかかった。文明の発達はえてしておもしろくない。
多摩川で使うべく下見した。すでに誰かがキャンプした跡が砂上にあった。水は近いし北側の府中方面を木が遮っていて人目につかない。このうえない焚火好適地である。しかし河原は枯れた蘆や茅ばかりで粗朶が少ない。
そこでアパートの伸び過ぎた桑と桃を切ろうと思い立った。切るのはたやすいが後の処理が面倒で先延ばししていた。
桑と桃を今日切った。燃やすという目的があるとがぜんやる気になった。1ヶ月半放置して乾燥したら河原へ運ぶ。
桃の粗朶。桃は苗を買って植えたが実がつかない。
国分寺跡の茂みに誰かすでに切って放置してある粗朶はリュックに入れて河原へ搬入した。
運んだ粗朶を誰かが燃やしてしまわないことを祈る。
いま東京で粗朶は貴重。どこの公園もきれいでなかなか手に入らない。
多摩川の焚火好適地。
木の向うが府中市。岸まで200m。絶好の目隠し。