22日、wowowで放送されたものを録画して観ました。
(敬称略で書かせていただきます。)
水谷豊、23年ぶりの舞台だそうですね。
このお芝居の感想を書く前に、水谷豊繋がりで「相棒」の事を書いておきますね。
と、言いましても、皆さま、もうご存じかと思いますが…(;^_^A
「相棒season22」は10月18日スタートですね。タイトルは「無敵の人」で初回ゲストは栗山千明です。
「相棒」が始まると、
「ああ、秋だなぁ。」と思う私です(笑)
と言うわけでお芝居の感想ですが、この作品、まったく肩も凝らず難しいところもなく、そして大きな衝撃も感動もないです。
だけど主演の水谷豊をはじめ、段田安則、高橋克実、堤真一がその兄弟役を務め、池谷のぶえ、峯村リエ、寺脇康文が脇を固めるのですから、面白くないわけがないのです。
ただひたすら楽しかったです。
たぶん劇場に足を運んだ方は、その帰り道は足取りも軽く感じたのではないでしょうか。
大きな衝撃や感動もないなどと意外と身も蓋もないことを言ってしまいましたが、
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、人によっては「推し活」の尊さ、または最後の長蛇の列のシーンで感動するかもしれません。
私はそこでも幸せな気持ちになりました。
お芝居にも、こういうジャンルがあるんだなと思いました。
彼らが歌う2曲は、とっても素敵でした。
その中の1曲は一番下に貼っておきますね。
ところで水谷豊、23年ぶりの舞台と聞くと、その23年前の舞台ってどんなのって気になりませんか。それから舞台と言うものから遠ざかっていたわけで、どんな舞台に出ていたのかなあと調べてみたら、この舞台とは、なんか真逆っぽいのに出ていました。
それは「劇団雲」の「ドン・ジュアン」に客演したのですね。
「ドン・ジュアン」と言うのは、モリエール作の舞台で→ドン・ジュアン (戯曲) - Wikipedia
「劇団雲」のアーカイブにての記録→『ドン・ジュアン』 雲No.11 – 現代演劇協会 デジタルアーカイヴ (onceuponatimedarts.com)
そのアーカイブでの記録には、水谷さんの写真はないのですが、他の方々の若々しい写真に、何やらしみじみしますよ。
「歴史」と言う物差しで見ると、23年は大した年月ではないと思うのですが、人生の長さから見た23年はかなり大きいのですね。
思わず23年前の私はと想いを馳せ、そして23年後の自分の事を思うと、見えない槍が胸を突き刺していくような気がしてしまいました。
ああ、みなさま。
今と言う時間を大事にしたいものですね。つまらない下らないことに左右されずに。
ブラザー4 - マイブラザー【帰ってきたマイ・ブラザー】
ついでに、面白かったので
【帰ってきたマイ・ブラザー】稽古初日