
1月4日に家族と一緒に見てまいりました。
これが今年最初の映画館での鑑賞になるわけですが、新年だとか言っても、別に格調の高い映画を選ぶと言う事はまったくないのです。
シリーズが始まって14年。これはこれで長いですよね。たぶん全部見てきました。
「たぶん」と曖昧なのは、特に3作以降のお話が明確に、ああなってこうなってと語れないからではないかと思います。
アリス自身も本作の中で言ってますものね。
「ずっと走ってずっと殺してきた。そんな感じがする。」って。
まあ、とにかく見てきました。
そしてこれがその物語の最終章です !!
「!!」と付けましたからね ! 最終章ですよね !
で、結論から言いますと、最終章にふさわしい面白さでしたし、ちゃんと「終わった」と言う所が最高に良かったと思いました。←褒めています。
なんか書き方で誤解があるといけないので、ちゃんともう一回言いますね。
これ、面白かった。
ラストでちょっぴし泣けた。
あっ、これは、私は泣き虫なんで当てにはならない感想です。でもちゃんと心に訴えるものがありましたよ。
ミラ・ジョヴォヴィッチさんのアリスは、(他の映画もそうだけれど)、若い時はエキセントリックな美少女だと思っていたけれど、お年を召されて正統派美女になりましたよね。
バーンって言う迫力を感じました。←ここで擬態語を使うとパーっぽい。このパーと言うのは擬態語ではなく名詞になるのか…ってどうで良い独り言です。)
アクションにも痺れました。
すっかり忘れていたのだけれど、この映画にはローラさんも出ていたのですよね。
途中で、「あら、まあ」と思い出したわけですが、彼女は全く違和感もなく、結構うまかったです。確かに出演時間は少なかったのですが、この映画は粘ると、体がみじん切りになってしまったかもしれないので、その程度で良かったのではないかと思いました。
ローラさんは、やっぱり美しい人ですね。ミラさんたちと並んでも全く遜色がなくて、これからも頑張って欲しいなと思いました。 出番が少ないけれど、「映画.com」のフォトギャラリーの半分は彼女と言うのも、同じ日本人としてのエールじゃないかって感じました。
そして、今回のレッド・クィーンはミラさんと監督ポール・w・s・アンダーソンさんとの本当のお子さんなんですってね。
と言うわけで、以下は少々のネタバレ感想です。
ワタクシ、このシリーズでいつも深い疑問を持っていたのです。それは人類滅亡の危機が叫ばれている中、何でお互いをバンバンと殺し合うんだろう、一人一人の命って大事じゃないんだろうかと。
レッド・クイーンが、人類は後4000なんぼしか残っていないとか言っていたのに、今回も映画を見ながら、「ああ、4000からまたも減っちゃうなと思ってしまったのです。
でも今回の作品を見ていて、敵はお互いの人数の中に入っていないのですね。
特にアンブレラ社側から見れば、会社側の幹部以外は浄化するために人類は滅ぼすべき者だったわけで・・・・。
ここにきて「ノアの箱舟計画」のような真実が出てくるのかとは思いましたが、なんか「インフェルノ」と言う映画よりも、微妙な説得力を感じました。やっぱりそれが「バイオハザード」が起きてしまったのちの世界を描き続けた14年の重みなのかも知れませんね。
しかしあの、世界が浄化された後に目覚める予定だった人々は、なんてお気楽な人たちだったのだろうかと思ってしまいました。自分の命をそこまでアイザックス博士に任せちゃって良いのだろうかと思わなかったわけですよね。結局は夢を見ている間に「あのよ~」って言う所に行ってしまったわけなんですよね。なんだかそこはイマイチなような気がして、みんな一回はアンデッドの真ん中で目覚めさせてやれば良かったのにね。
アリスに過去がない理由も判明。
やっぱりオリジナルではなくクローンなのだと言われたら、どんな人だってショックな事だと思うのですよね。
でも内臓を取るために作ったとでも言われない限り、私だったらクローンだと言われても「それが何だよ !?」って切れちゃうと思います。そんな事を言うのも、普段からどうでも良い事を考える習性があるからなんですが、それを日頃からクローンをさげすんでいたりすると、アイザックみたいに錯乱を起こすと言うわけなんですね。
最後にオリジナルのアリシアが、自分の幼少期の記憶をアリスに残すところはジーンとしました。
きっとアリスの姿と生き方は、アリシアが一番欲しかったものかも知れませんね。
今年もどうぞ
よろしくお願いします。
酉年みみかほう 本日
始まります~。
・・
そちらのブログにて、なかなかコメントを残さなくて申し訳ありません。
そんな私ですが、今年も仲良くしてやってくださいませ。
ドラマをあまり見なかったり、見る映画も偏ったりしている私なので、
こちらで勉強させて頂いています!
映画館で映画を見るのはかなり減ってしまったのですが、家でも主に邦画などボチボチ見ているので、しかもジャンル問わず(笑)。
次に見る作品を考える時とか、単純に「へえ、こんなのもあるんだ。」などと言うお楽しみ時間に少しでもお役に立てたら幸いです。←固い挨拶でスミマセン ^^
ローラ、出てましたね~。けっこう目立ってました。
最後はムシャムシャされてたけど...。
彼女めあてで行った方には、少々残念な短めの出演時間でしたね。
でも私はすっかりと忘れていたので、
「わー、頑張ってるなあ」とうれしく思いました。
ムシャムシャも嫌だけれどみじん切りよりはいいかなって(笑)