森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

カドキョイ散策とトルコのお土産あれこれ

2019-11-02 13:36:52 | トルコ旅行記

トルコ最後の観光場所はカドキョイと言うトルコの人が普通に行く商店街のような場所でした。

なんとここ、円はもちろんですがドルも使えません。トルコリラのみです。

もうそう言う事、せめて前日に言っておいてくれないかなぁ。

その時の私、もうトルコリラすっからかんよ。

あとは持っていたドルを使えば良いかなと思っていたものですから、ちょうど無くなって上手くいってたと思っていたくらいなのです。

まあ、頼みの綱は星子さんがまだたくさん持っていた事なのですが。

 

 

ガイドさんは、雰囲気でも楽しめればと思ったのでしょうね、きっと。

だけどこの街は、意外と楽しかったですよ。

ここが最後で良かったかも。

楽しい想い出のまま空港に行けたのですものね。

あっ、でもどこが最後でも楽しい想い出ばかりだったでしたね^^

 

 

なんか雰囲気ばっちり。

大きなワンコも狭い道の真ん中に寝そべっていましたが、そのワンコは飼われているんだなと分かりました。その子たちの耳には鑑札を付けられていたからです。

狭い通路、賑わう商店街、そしてその通路を陣取る犬やアヒル・・・・・

やはり画像は少なめになってしまいました。

 

それにこの頃ワタクシ、ちょっとイヤーな予感がしていたものですから。

ガラタ塔辺りから、なんとなく怠い・・・。

最終日であり気も緩み疲れも出てきたのかも知れませんが、薬をトランクから出し忘れて飲めない状態だったのです。

自分の病気の事は、このブログ内では詳しく語った事はないのですが、今までも上手く病気とはうまく付き合ってきて、時々その存在を忘れていました。だから今回も「別に平気でしょう。」とタカをくくっていたのですが、どうもそうはいかなかったみたいです。

なーんとなくお腹が痛くなるような予感がしていました。

 

ところで、「バザールでございます。その2」の中で、星子さんが自分に言い聞かせるように言った、

>「ここで美味しいサバを食べられたから、もう満足だわ。」

私は黙ってにっこりと笑いました。

だけど心の中では

「そりゃ、違うでしょ。」とにやりと笑っていたのです。

と言うくだりはここに繋がるのです。

 

何かでリサーチを入れて、サバサンドを食べてみたいと旅の初めから思っていた星子さん。

ガイドさんは「出来たらご案内いたします。」的な事を言っていたので、もしも運の悪い方向に何かが向かってしまったら、ダメだったと言う可能性もあったわけなのです。それを心配して「もう満足」だなんて強がりを言っていたのですよね。

だけど私は言いました。

「大丈夫よ。だって私昨日、星子さんがサバサンドを無事に食べる事が出来ますようにって、あなたの代わりに祈っておいたから。」

旅と言うものは、ほんのちょっとのマイナスがずっと心に残るものなのですよね。

ガラタ塔の所では書かなかったのですが、一階の所でトルコの王族の衣装を着けての写真館があったのですが、私、本当はチャレンジしたかった!
時間もなかったけれど、頑張ればなんとかなったと思うのです。だけど元気がなかったのです。

グランドバザールでは、本当はランプを買いたかった・・・・・。
でも頭の中で家の中の置く場所が見つからなくて止めてしまいました。
それはある意味正解だったのですが、やっぱりちょっと悔いが残っているんです。

だから星子さんだって、旅の最初から食べてみたいと思っていたサバサンドが食べられなかったら、きっと・・・・・・ねっ。

だから私、代わりに祈ったと言ったのでした。

 

別の願いが通じたわけではありませんが、このガドキョイで食べられることになりました。

 

 

だけどなんたって、私、お腹に不安を抱えていたものですから、星子さんが頼んでも、それを見ていればいいやと思っていたのです。でもまあ、卑しいものですから「一口頂戴」はありかなと。

席について、最初に戸惑った事は、

「そう言えばサバサンドって、トルコ語で何て言うのか聞くのを忘れっちゃったね。」と言う事だったのです。

星子さんが壁に貼ってある魚の絵を指さして、上手に伝えました。

下の画像だと、大きさがイマイチ分からないと思うのですが、これは結構大きくて、星子さんが半分に切ってもらいました。

それで「一口頂戴作戦」は立ち消えて、しっかりと頂いてしまいました。

だけどこれ、サバとパンは意外なくらい相性があっていて、記憶が残る美味しさだったのです。

しかし、後からこのサバサンドを前にしたそれぞれ二人の写真を見た時に、私は大笑いしてしまいました。

私はもろに、これを食べても大丈夫かしらと言う「ザ、不安」と言う顔をしているし、星子さんでさえ「疲れた~」と言う顔をしていたからです。とても美味しいものを目の前にしての顔ではなかったからです。

だけど先にも書きました通り、サバサンドは絶品でした。

 

 6月23日以降、日本のニュースでも、トルコのイスタンブール市長選挙戦の結果を伝えるお祭り騒ぎが流されていました。たぶん当選したのは下記の人だと思います。至る所で選挙戦が繰り広げられていましたが、このガドキョイでの支援者のダンス風景は印象的でした。

サバサンドを食べている時、同じツアーの人からの情報で雑貨屋さんが面白かったと聞いたので行ってみました。

そしてもしもまたイスタンブールに行く事があったら、私はこの街にはまた訪れたいと思いました。

この街はトルコの人、またはトルコの旅行者の街。

お店の人に交渉してもびた一文、いや、1リラさえ負けてくれません。あるのは親切な接客と優しい笑顔だけです。

私は思わずホッとします。

自信をもって付けられた定価。その値段を見て品定めをする楽しさ。

私はもう値段交渉をする買い物に飽き飽きしていたのだと思います。

そして買ったのは下の服なんです。安物ですが、夏中活躍しました。

 

本当はブルーの袖ありと迷ったのですが、今思うと星子さんはその後もトルコリラをたくさん持っていたので、もっと両替してもらってそっちも買えば良かったと思ったのですが、後の祭り事項が一個増えただけとなりました。

今でもこの服を着ると、

「イスタンブールで買ったんだ♪」とテンションが高くなります。

 

ついでなのでお土産あれこれをちょっとだけ載せてみます。

グランドバザールで追加で買ったタイルの飾り。額が付いていたのとブルーの色が珍しく、思わず買ってしまいました。

タイルは姉妹たちと母たちのために既に買ってあったのです。トルコ石屋さんを訪れた時に、そっと抜け出して行った(^_^;)隣のタイル屋さんで買ったタイル。鍋敷きにと思っていましたが、勿体ないので花瓶敷きなどに使っています。

これをカッパドキアの土産物屋で見かけて、絶対にどこかで買おうと思っていました。とうとうグランドバザールまでっ買えず、時間が無い中がばっと取って買いました。色とりどりあります。あえて値段は書きません。メッチャ安いです。

エジプシャンバザールで買った自分と家族のためのお土産です。これをトルコリラで支払ってしまったので、私は一気にトルコリラ貧乏になってしまった次第。

で、小鉢。

下のは小物入れです。食器としての安全性はクリアしてないのですって。鍵を入れたりピアスを入れたりなどに使います。これも机に並べるように買ってきました。15個ぐらいかな。

ガイドさんはこう言うお土産を「ばらまき」と言っていて、マロングラッセを勧めてきました。

まあそれはそれでいいのかも知れませんが、私の友達はやっぱり上のミニポーチとか上の小さな小物入れに凄く喜んでくれたのですよ。思った通りでした。

あとはスーパーで買ったGODIVAのチョコレートとか(普通のお値段でお安いのですよ~!!)トルコ産のチョコレートとか麩菓子のようなお菓子や蜂蜜とか。

またはナッツとかイチジクのドライフルーツとかくずマロングラッセとか(炊飯器ケーキで大活躍してあっという間になくなりました。)。そう言えば指輪も一個。指輪と言ってもお安いものです。円単位で行って三桁で買える(笑)

小口で働いていたりサークルに入っていたり、グループの違う友達など、(何気に今リア充なのかしら。)小さなものをたくさん買ったと思ったのにそれでもやっぱり数が足りなくなって少々苦労しました。

見てもお分かりだと思いますが、絨毯もトルコ石も皮革製品のコートも無しです。

観光がメインなので、私はこれで十分です♡

 

ガドキョイを後にして、私たちは帰りの飛行機に乗るために空港に向かいました。

だけどこの旅行記は、まだもう少し続くのでした。


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