※ 昨日の朝早く、30日に会う約束をしていた友人から骨折したと言う旨の電話を頂いて、なんだか何もしていないのに疲れてしまった私です。祭日であっても夕方からの短いバイトはあって、夜は「監察医朝顔」の最終回を観ました。「~願う~願う~♪」と言う絶妙のタイミングの音楽と共に泣きました。
なんでもない日常、それこそが宝。そんな想いを感じながら、今日も一日、それなりに頑張りたいと思います。
というわけで、「壁・天井・窓、トプカプ宮殿のハレム」の続きです。
トップ画像は、「愛妾のテラス」と呼ばれている所から見た風景だと思います。
「思います。」という怪しげな書き方は如何なものかと思うのですが、この時点ではツアーは自由行動で、この場所の正式な名称を聞いた記憶がなかったからです。「割礼の部屋」の説明はあったけれど、そこの前でもやっぱりタイルの前で二人でニコニコと写真を撮っていました。
正直なことを言ってしまうと、忘れてしまったからではなく、最初から自分が何の部屋を見ているのか、あまり意識がなかったみたいです。お風呂だとかは流石に分かりますが、前のページのトップ画像が「団らんの間」であることを、先ほど知ったくらいです。ガイドさんはそのくらい言ったのではないかと思いますが、すぐに抜けてしまったのですね。ここが何々の間と言うのは、私にはあまり意味のない事ですから。(ゆえに全くガイド的な記事は書けません。)
それでもブログ記事を書くのに、もう少しちゃんとしたものをと思って、かなり検索し直しました。それで分かった事は、やはり多くの見逃しがあるなと言う所かもしれません。
「見る」と言う事においては、かなり十分な量ではあるのですが、他の方の見事なガイド的なブログ記事などを読み、その場所は「抜けたな」と思うと、ちょっと残念な気持ちになったりもするのです。それは欲望は果てしないものと言う事なのでしょうか。
「トプカプ宮殿」は結構広いのです。迷う人もいるとかと言う文をどこかで見かけました。だけどツアーは途中で写真を撮ったり、かなり列はダラダラとマイペースで進んではいましたが、イヤホンガイドが聞こえる範疇に居るので、迷う人など居ないと思っていました。
が、ハレムを出て、いったんの集合をした時に、誰かが
「迷っている人がいると思う。」と告げたのです。
確かにひとりいませんでした。ガイドさんが慌てて探しに行き、ちょっとした時間が経過した後に、「すみません。」と恐縮しながら、その方が戻って来たのです。
その方に悪いので、聞きはしなかったのですが、どうして迷ってしまったのだろうかと不思議に思いました。
推理するに、一度庭園に出た時に、興味のある方向に歩を進めてしまったのかも知れないと思いました。
もしくは途中で一人でトイレに行ったとか。
だけど私が更に不思議に感じたのは、「迷っている人がいる。」と告げる事が出来た人がいた事なのです。
集まった後に数を数えて、足りないと分かった後に出た発言なら分かります。
だけどそうではなかったのです。
きっとその人は(これも単なる推理ですが)、違う方向に行くその人の背中を見て、気になっていたのではないでしょうか。すぐに戻って来て、ここに同じように集合するのであれば良いわけで、先には注意もし辛いものもあったでしょう。
結局誰にも確認もしなかったので、真相は分からないままです。ただ私は、このツアーはなかなか良いメンバーに恵まれたなと思ったのでした。
その後、わずかな自由時間になりました。
私と星子さんは、トップ画像の海を背景に写真をお互いに撮っていました。
そこに賑やかで華やかな四人組の女性がやって来ました。意外と写真を撮る事を頼まれたりします。安心な人と言う顔をしているからだと思いますが、自分から「撮りましょうか。」と言う事も多いです。たぶん元々おせっかい気質なのでしょう。この時はどっちだったのかは忘れてしまいました。なんたって6月の事ですから、そこまでの細かい事は覚えてはいないのです。だけど撮って差し上げれば、こちらも写していただけると言うものです。この場所での二人の写真は、この四人組の方に撮ってもらったのでした。
「違うツアーの方ですね。」と言うと、
「妹がトルコに住んでいるので、友達を誘って妹に案内してもらいながらの個人旅行です。」と答えてくれました。四人組の中の二人は姉妹だったのです。
「まあ、羨ましい。」と私は本当に素直に言ってしまいました。
「楽しい旅でありますように。」と、お互いの旅にエールを送りあって別れました。
向こうの壁の中が、「割礼の間」だったと思います。いろいろ工事中です。
そして外側の写真を撮り忘れましたが、「バクダードのキョシュキュ」。↓
やっぱりまた壁に魅せられて、壁と窓ばかりを撮ってしまいました。だけどこの部屋は見張りと言うか警備の方がいました。その方に写真を撮って欲しいと頼むと、爽やかに快く引き受けてくれたばかりではなく、カメラに他の人が入らないようにと周りの人に頼んでくれて、二人だけの写真を撮ってくれたのです。他の人に言えるのは、やはりこの人だからだと思います。
とっても嬉しい想い出の写真になりました。星子さんと二人なので、このブログには載せられませんが、上手く撮れていました♪
出る時に、先ほどの四人組が入ってきました。
こっそりと、「あの方に写真を撮ってもらうと良いわよ。」と小声で伝えておきました。
「陶磁磁器の展示室」前。中には厨房の道具や、日本の陶器などの展示もあります。
薔薇の季節のトルコでした。
以下星子さんが写した画像です。
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【正義の塔】
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そして
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