桜はもう里ざくらで終わりと言う感じですね。
新緑と八重桜のちょっと濃い緑が混ざり合って、公園はまた新しい姿で、私を楽しませてくれています。(八重桜、里桜、同じ桜です。)
一昨日の日曜日もお散歩に行ってきました。場所によっては夏日とか。家の中は普通に春の陽気でも外の日差しは、ちょっと暑いです。こんな陽気を喜んでいたのは水辺の鴨達。
↓ こんな所にいるのを見つけました。水辺からちょっと離れています。
本当に仲が良いですね。いつ見ても鴨は後ろからオスがメスを守っているような気がします。
鴨の花見・・・
「花と鳥」はこの画像のイメージでつけたのですが、なぜ「桜と鴨」にしなかったかと言うと・・・。
↑ 別のところで、別のつがいを見たからです。こちらは咲き始めのつつじと鴨です。カメラを向けると、メスは無視して動いていますが、オスはぴたっと立ち止まってポーズを決めます。
「ハイ、どうぞ。」と言う感じ。それとも
「俺ってハンサム?」と言う感じでしょうか。
でもそれは勝手な解釈ですね。たぶん、このオスは立ち止まって、
この人間の女は安全か否か、じっと見極めているのです。
その時、一緒にいた友人が
「鳥は綺麗な方がオスなんでしょう?」と言いました。私は知った被りのように、誰もが知っていることを言ってしまいました。
「そうよ。メスへの求愛の時、その美しさを誇示するために・・・」
でも、言った途端、それは違うのではないかしらと思いました。
私達も鳥のつがいを見たときに、地味なメスより、パッと見た目が派手なオスの方に目がいきませんか。
メスの地味な色は地面や枯れた水辺の草の保護色にもなっています。外敵が来た時に、パッと目に付くのはメスよりはオス。
オスは生まれながらにして、命をかけてメスを守る宿命の者。それが美しさの意味・・・。
メスを常に守っているオスの姿を見ていて、ふとそう思いました。
健気だなあ・・・、ハンサムさん。
この後、日本庭園でお抹茶を戴きました。
いつだって最後は花より和菓子・・・(汗)
でも、今日の和菓子は・・・
↓
水鳥に桜の花びらがはらり
日本人の感覚って、やっぱりちょっと素敵だななんて思ってしまいました。