往く春を、花の美しさに見とれながら過ごしています。
同じ白い花でも、こちらのハナニラの素朴さはなんともいえないものがありますね。
この季節で町でよく見かける御馴染みの花のひとつ、レンギョウ。
私は子供の頃、この花が凄く好きでした。子供だったので考えたことも意識したこともなかったのですが、もしかしたら一番好きな花だったかもしれません。この黄色が元気を引き出すのですよ。
でも、↓この写真を撮った時は咲き始め・・・
もっと元気な連翹を探しに行かなくては・・・・
あれっ、レンギョウってこんな難しい漢字を書くんですね。「連翹」
気になると、すぐに調べちゃう私ですが、結構面白いことが分かりました。
4月2日に亡くなった高村光太郎は、生前この花を好んでいて、棺の上にはこの花の一枝が置かれました。命日は連翹忌と言われているのだそうです。なんかちょっと素敵ですね。
同じ咲き始めの黄色い花。山吹。↓
この花を観ると、思いだします。
「七重八重 花は咲けども 山吹の実の(みの)一つだに なきぞ悲しき」
これは小学校の時に先生が何かの時間にお話してくれたお話だったのですが、凄く面白い話だと思いました。その後中学か高校の時に教科書に出てきましたが、既にお話を知っていたので、よく理解できました。
子供の時に、身近な大人が物語を語って聞かせることって、大切なことだと思います。
太田道灌の逸話なんですが、ちょっと知らないよと思われる方はこちらをどうぞ→☆
下の花は一重で、やはり人気なののは八重咲きだそうです。
近所にあるかしら。八重咲山吹・・・