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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

天地人10回「二人の養子」

2009-03-09 01:18:15 | ドラマ (大河)
何に驚いたかと言うと、冒頭の「イケメン」。

イケメンも毛筆で書くと、結構赴き深いものがあるなぁ~。

でも関東でもお墨付きのイケメン景虎。
美しきことは正義なのか。・・・・?

いや、違った。この冒頭の話は何処に着地したんだっけ。 ?

今日はやたら殺陣というものがあったように思った。
でも、柿崎が囲炉裏の灰の中に倒れこむシーン・・・微妙に角度を変えて連続ショット。

アレッ、アレレ~?!

こいつは怪しいぞ。

他にも景虎の気持ちの変化に、ド派手なフェイド・アウトが。テレビが一瞬壊れたのかと思ってしまったわ。

て、言うか、あれテレビで普通やるのか?

最初のクレジットを見ていなくても、もう分かったぞ
たとえスッポットライト演出がなくても、今日は噂の高橋演出に違いない。後でリサーチ入れたら、やっぱりそうだった。

今日のお話は、それ自体は結構シリアス。
二人の養子は互いを信じようと努め、辛い気持ちも隠し何とか上手くやっていこうとしていたのに、その家臣たちの暗躍でお家騒動の血の道に踏み込んで行ってしまうまでを描いていたと思う。
避けることが出来なかった、運命の道・・・。

だけど景虎の家臣では遠山が悪をになって分かりやすいが、景勝側の責任は兼続の一家にあるんじゃないかしら。

このお話の底辺には謙信の言う「義」と言うものがあると思うのだけれど、その「義」の解説は、前に信長と謙信の口から説明があったとおりで、「義」の基準はその人間の信じる基準にあって、不確かなものなんだと思う。

自分の大切なものを守ると言う基準で動けば、結果的には不振を招き次の悲劇を呼んでしまうのは分かりきっていることなのに、そうしない訳にはいかない・・・
超遠まわしに言っているけれど、早い話が、なりふり構わず相手の気持ちお構いなし。が、それが彼らの「正義」。

予告では迷うらしいが、後の祭りなんだよね。

「義」なんて言葉を振り回すから、分かりづらくなってしまうけれど、謙信亡き後、自分の大切と思っているトップを次にと思うのは、自分達の死活問題だから頑張ったと言うだけの事なんじゃないのかな。

本丸に入ったとの知らせの太鼓の音に、うっすら涙を浮かべ
「裏切られた」と絶望する景虎。

こういう涙には、胸が痛いの。やっぱりイケメンがポイント?


今日の兼続の気になる言葉。
春日山本丸へ行く途中、景虎の家臣が追ってきたとき、まだ初陣前の与七は緊張の面持ち。その弟に、「わしの側から離れるでない」とか、言ったような・・・
思わず「ハァ?いつからそんなこと言えるようになったんですか。」と言ってしまったのだが、夫が側で
「もう悟ったから平気で人が切れる様になったんだよ。」と解説してくれた。でも切っていなかったみたい。殴ったり突き落としたり・・・


三池崇史の刈安兵庫が再び登場。
ここでも碧眼の目から見たという演出。でも、ここは結構面白かったかも。だけどみんなで寄ってたかって崖の上から投げ落とすって言うのは、どうなの?

彼らはみんな死んではいないということなのかしら?


殺陣も一見見応えがありそうに思えるんだけれど、敵がいつも一人で、やっつけてくださいとばかりに真ん中に出てくるので、多勢に敵一人と言う構図になってしまい、そこの所がまた納得が行かない。


なんだか文句ばっかり・・・・


だけど本当はその文句の所も明るく笑って、結構楽しんでいた私。

とりあえず今日の兼続は泣かなかった。エライエライと褒めておこう。(別に泣く所もナイし)








コメント (13)
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