

わずか数本ですが今日の分を巻きました。
母を亡くすまで巻き寿司は母親任せで、少しもやらない未熟さが出ていますが、今日は母親のやっていたような物を作りました。
今の時期はホウレン草を青みに使っていますが、夏はきゅうり、春は穴子をフルセ(いかなごの太いもの)に変えて、春らしい物を作っていました。
とても懐かしいです。
当然明日は二十四節気の始まり「立春」にあたります。
が、しかし(笑)如月は衣更着(きさらぎ)の語源にあるように、実際はもう一枚の重ね衣のいる季節でもあります(笑)
針供養、建国記念日、涅槃会と、多彩な行事の中に当節すっかり根づいたバレンタインデーも挟まれますね。
心の鬼を祓いながら、心に春を囲いながら・・・(老夫婦の)節分の夜は、今静かに更けようとしています(笑)


ランキングに参加しています





娘が小学校時に作ったナプキンやエプロンも片隅に整理をされていました。
マジョリンさんが「キルト展」をラズベリーさんとご覧になって、わたくしもそれにつながる物を探しました(笑)
ささやかな刺繍があるのを知っていました。
本人は母親がこんな物をしまっているのは知らない事だと思います(笑)
亡母は器用な人でしたが、この母は・・・興味は強くありますが中々取り掛かる事が出来ません。
娘に手作りの暖かさを伝える事には完全敗北です(笑)
器用な母娘さんは本当に素晴しいと思います。
私の手芸歴は・・・
高校生の頃、浴衣を途中まで仕上げて、もう一歩のところで放り出した事。
結婚前の洋裁学校で、縫製前のしつけ糸の段階で嫌になって中途退学した事。
嘆き通しの母を呆れさすほどの大きなベットカバーをレース編で仕上げた事。
実に一貫性のない素晴しい(笑)履歴書です。
その反面歌って踊る事が大好きでした。
しゃべる事も好きでした。
家庭的な母は恥ずかしそうでしたが、学芸会(笑)の真ん中で歌う、フリルの付いた白いドレスは作ってくれました。
母はユニークな娘を持っていました(笑)
布で絵本を作る優しい妹は「本当はお姉さんが一番器用なのよ」と、自分の想像すらしない事(笑)を言ってくれますが、この評価は将来に渡って証明される事はありません(プッ)
こつこつと先生の教えに添って、投げ出した過去を食事の一品に置き換える事で清算しようとしています(笑)


ランキングに参加しています