ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

筑波実験植物園を散策する

2023-11-03 | 果実・種

サンショウ(山椒)の果実である。
ミカン科の落葉低木で雌雄異株。
「椒」は小さくて辛い実のことで、山に生える椒でこんな名が。
サンショウの黒い種子がピッカピカ。
これを見るたび、うちのは何で雄株なんだろうかと悲しくなる。
果実がつき始めの頃は黄緑色だが、だんだん赤みを帯び、最後には割れて、黒い種子が顔を出す。

山椒は葉や花、実や樹皮まで、全てが薬味になる。
また、食物繊維、炭水化物、マグネシウム、カルシウム、鉄、たんぱく質、ビタミンB1、B2等々、沢山の栄養素を含んでいる。
一方で、サンショオールという毒も含んでいるので、食べ過ぎには要注意とのこと。
室町時代には、ウナギに蒲焼きに山椒をつけて食べられていたことが記されている。
また、魏志倭人伝にも山椒の記載があるそうで、そんな昔から親しまれてきた植物だと実感するわ。


朝から晴れて、予報通り気温は24度まで上がって暑かった。
来週頭までこんな気温が続くそうだが、11月なんだよねえ。
もう、気候もおかしなことになってるとしかいえない。

旦那に連れ出されてつくばまで出かけてきた。
娘は来週から中間試験ということもあり、今回もお留守番。
昨年も同じ時期に連れて行かれたが、旦那の目的は写真展。
それを知らず、植物園に行こうと連れ出され、そちらを堪能したあとに会場に連れて行かれた。
でも、一通り見終わっても、旦那は会場からなかなか出てこずで、待つのがしんどかったのを覚えている。

ちなみに、旦那は昨年のことなどすっかり忘れていて、会場の画像を見て、昨年と同じ場所と言っても「??」な顔だった。
そちらは特に見なくてもいいし、また待たされるのも嫌だったので、植物園に置いていってもらった。
写真展を堪能したら植物園に来ればいいよと送り出した次第である。
今日は入場料が無料の日だったようで、得した気分で園内を散策してきた。

とはいえ、気温は高くても11月。
昨年同様、目ぼしい花は終わったあとだった。
昨年、初見で惚れ込んだ花は幾つか今年も見られたのでよかったけど。
10月上旬あたりだったら、図鑑でしか見ていない花も咲いていたようなので、来年は来てみたい。

旦那と昼過ぎに合流。
まっすぐ帰るのもなあと、何故か南に進路をとる旦那。
荒川沖でやたらと店舗面積が広いBOOKOFF+を見つけて、本探し。
数年来、探していた本が見つかった。
が、あまりに広すぎて、全てを見れずに疲れてしまって退却。
近くに住んでいたら通えるのに...。

その後も何故か南下を続け、もうちょっとで千葉県に入るよというあたりで、旦那も我に返った模様。
圏央道のインターを見つけ、そこから常磐道へ戻り、あとはひたすら北上。
行きは水戸の辺りから下り線で渋滞が始まっていたが、帰りは上り線が混雑していた。
皆さん、紅葉見物にでも行ってたのかしら??

何やかんやで19時を過ぎてから無事に帰宅できた。
楽しかったけど疲れた。
次はもう少し計画的に動きたいものだ。
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