きんぴらにっき 

ジュリーと猫と日々のこと・・

うちのねこ  続き

2012-12-03 17:33:19 | ネコ

うちのねこ・1号ちゃんの続きです。

友人が「うちの近所に小さい病院があったのよ。」と連れて行ってくれたのは、本当に小さな獣医さん。扉を開けると2畳ほどの待合室に椅子が二つ,その奥にまた扉があって診察室。外の扉にベルがついていて開けるとカランコロンと鳴るのが合図。私たちが行ったとき先客はなく、すぐに先生が奥から出てきてくれました。

「ねこちゃん、どうしたかな?」60代前半ぐらい?のがっしりした男の先生。「さっき拾ったんですけど・・。」箱を開けそっと診察台に乗せると子猫は鳴きもせず、しかしよろよろ立ち上がって歩こうとします。けど前足がカクン。「折れてるんでしょうか?」「いや、脱臼ですね。」先生は猫を抱え上げて言います。ほーっ、骨折じゃないんだ。「子猫だし、数日で自然に治ります。」へ~っ!そうなんだ!脱臼って言ったら、私も小学生の頃にやったことがあって当時の「ほねつぎ」という治療院でガシッ!とやられた記憶があるのだけど・・。まぁ折れてなくてよかった。そして目やに・・。さっき拭いてやったのにもう出てる。「これは目薬出しましょう。」その場でもちょんちょんとさしてくれました。「ノラちゃんですね。飼われますか?」「う~ん、飼いたいのは飼いたいんですけど・・アパートなんです。里親さん見つかればありがたいんですけど・・。」・・・そうなんです。当時住んでいたのはアパートでペットは一応禁止。一応・・というのは何件か犬と猫を飼っているの知っていたからなんですが。(道路の向こうに大家さんの家があって、よくアパートの植木手入れをシに来てくださるのに。)お医者さんに里親探しのお願いもしてお支払い。「ノラちゃんだから、500円で。」ありがとうございますー!m(__)m

猫苦手の友人もすっかり巻き込んでしまいました。彼女は「うちにつれてはいけないし、ごめん。」と言ってくれて。一緒に救助、病院まで探してくれてホントに感謝でした。この子は強い運を持ってるんだわー。私一人であの場所を通っても、立ち止まらなければ気がつかなかったはずだし。

家に帰り、子猫をタオルを敷いた箱に入れて、幼稚園のお迎えにダッシュ!戻ってくる頃ちょうど小3の息子も帰宅~。二人に「この子・・・見て。」と、箱の中で寝ている子猫を見せると・・・二人とも絶句してました。そして「これ・・ねこ?」・・・「かわいいい~?」とは言いませんでしたね。あまりにかわいそうすぎる姿にびっくりしてしまったみたいで・・。「なんでうちにいるの?」と不思議そうに聞かれました。なんで?はて、なんでだろう。夜、帰宅した夫もびっくり!!「小さいね~~。」一番嬉しそうにしてました。私も夫も実家には猫がいる猫大好き人間。転勤のある借家住まいだから結婚後は飼うことは考えてこなかったのですが、なんだか突然こんなことに・・。とにかく、怪我が治って元気になるまではしっかり面倒見て、そして里親を探そう、ということにしました。

  ↑ これはだいぶ元気になってからの写真。連れてきた当時は痛々しくて写真を撮ろうなんて考えられなかったので・・。

このときの子猫の体重400g!身長も小さめだけどとにかく痩せちゃっていて。すごい赤ちゃんなのかと思って猫ミルクも与えてみたけど飲まず・・。幼猫用缶詰をあげたら食べました!少しづつでも食べて栄養とって・・がんばれ~~!

翌々日にはお医者さんが言ったとおり前足は完治!さすが猫です。ごはんも頑張って食べて少しづつ元気に・・と、思ったのに・・・!このあとままた病院通い・・・

続きます・・・。

 

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