倉庫の猫 確保～！戻ってきたら・・・

まずは・・・今朝、無事2匹を確保いたしましたー。（なんか捕獲よりは漢字がこわくないでしょ？意味がちょっと違うけど）　　　とりあえず、昨夜の続きから語らせてください！

ブログ書いたあと、主人に電話・・手術に出すところまでは了承得ていたのだけど問題はその後。「戻ってきたら里親探しながらうちに置きたい」というと、やはり「うちにいれるのはだめでしょ。」・・・。一旦うちにいれて後でまた外猫にするなんてかわいそうだし、さっさともとの状況にもどしたほうが猫のため、と主人は言います。それもわかる。貰い手つかなかったときうちで4匹飼う・・というのは無理だという考え。「4匹は無理かなぁ・・」・・・・・沈黙。私も言葉が見つからず長い沈黙。外に出してごはんだけあげる、という外飼い方法もありますがね。たぶんあの子達は倉庫をねぐらにするでしょう。大きくなったらあの出入口は使えなくなるかもしれないけど。うちは転勤族なので今の家も借家。猫飼いOKの物件ですが、いつかは引越すからそのとき外飼いの子はつれていけません。あと何年ここにいるか・・4、5年だとするとあの子達の一生を見てあげるわけには行かない。半端に人馴れさせて野良としてやっていくのも無理かもしれない・・それは私の責任です。やっぱり家で飼えればそれがいちばん。でも「うちで飼おう！」とはっきり言えない私。先住猫とのこと、そして本当にあの子達家猫として慣れてくれるのかという心配、4匹にかかる費用や時間。要するに私が「だいじょうぶ！ちゃんと4匹とうまくやれるから！」と断言できないところがいけないんです。私が本気でそう思えれば主人は納得してくれるはず。私自身がもやもや迷ってることがいちばんのネックなんです。

子供たちとの話もそう。娘は「なんとかなるんじゃない？」と言うけれど、理論派の息子には「迷う余地があるんだから、戻しても大丈夫だと思ってるんじゃない？1号の時みたいに緊急救命だったらわかるけど今回のは違うと思う。家で飼えるの上限4匹としてこの先もっと緊急事態のやつきたらどうするの？」などと言われもっともだ・・と思ったり。でも「お母さんがどうしてもそうしたいなら絶対だめとは言えないけど」とも言われ。ますます悩むー。可能性は、外飼い猫にする＞うちの子にする＞もらわれてよその家猫・・・という順でしょうか。

そんなこんな迷いながら、お風呂の前にもう一度見回りに行ったら、やっぱり置いてありましたよ・・ごはん。あぁ！見に来てよかった！これ中の子達が食べてしまったら満腹になって朝の作戦がダメになるところでした。少し食べてあるのはさっきのメス猫、だと思いたい。しかし片付けるのもとってもへこむ～。「ここにごはんを置かないでください」の張り紙しました。わかってくれるかしら・・。

その後、布団に入ってからも外ではあのメス猫さんが「ア～～オ～～！」とすごい声で鳴きながら徘徊していてよく眠れず。だけど！明日の朝、病院へ送り出すのがあの子たちとのこれからの第一歩。失敗できません。がんばって寝よ！

そして今朝。9時半頃ボランティアさんが車で引取りに来てくれるというので9時少し過ぎにごはんをあげに行くことに。しかし早朝にあのごはん置きさんがくると台無しなので朝一から見回りにも行きました！昨夜張り紙をしておいたからか、大丈夫でした。ほっ。9時半、倉庫に入っていくといつものように「しゃ～っ」と迎えに来る２匹。「おはよー、ごはんだよー」と声をかけながら、まず捕獲器を固定していた紐をはずす・・・。その様子をキジはじ～っと訝しげに見てるんです。・・読まれた？とにかく食器にごはんを入れてまずはキャリーに入れる。・・茶白は疑いもなく中に入って食べてます。ここで焦ってはいけない・・。茶白を先に閉じ込めたらキジは絶対逃げてしまう。キジが確保できたら茶白。と、順を決めてました。茶白はおかわりでも多分入ってくれるから。しかし捕獲器の方にごはんをセットしてもキジが隠れて出てこない。やっぱり勘づいてる？慎重なキジはちゃんといつもと違うことに気づいてるみたいです。でも辛抱強く待つしかない。お腹は空いてるはず。あ、でも昨夜の倉庫前ごはんをもしかして少し食べてたら・・やばいかも？など動揺しながら待っていると、やっとキジが近づいてきて捕獲器の前で思案顔。どうかなぁ・・？そろりと中には入りごはんをくわえて出ようとしましたが踏み板を踏んだ瞬間にカシャン！驚いたキジは暴れます！ごめん！！すぐに用意しておいた大きなバスタオルをかぶせて覆うとちょっと静かに。この状況にさすがの茶白もびっくり！何が起きたかとキャリーから飛び出して隠れます。あぁやっぱり2匹は無理だった？？けど、一度家に戻り猫たちが大好きな缶詰を持って来て・・・「缶詰食べよう～」と誘うと、ひょこっと顔を出す茶白！悩んでましたが・・来ました。缶詰をひとさじ食器に入れてキャリー手前へ置くとぱくっと食いついて一気に食べる。もうひとさじ入れた食器はキャリーの中へ。・・茶白、我慢できず入った！カタン！と扉閉める！とろい私にしてはよくやったー！茶白は大暴れ&大声で鳴きます。ごめん、ほんとにごめん！タオルをかぶせてとりあえず成功。確保～～。

家に戻った私・・よほどすごい顔してたのか、うちの2匹がすっごい真面目な顔で見つめてます。「お母さん、どうしたの？？」　　なんかすごく罪悪感・・騙し討ちですからね。ごめんね。早くボランティアさんに来ていただきたい。なんだか泣きたくなってしまいました。

 

　なんか深刻になってしまったので癒しの2号ちゃん。おもしろく撮れてしまった・・

その２に続く。