台風は去ったけれど、ぱぁーっと晴れるわけでもなく・・蒸し暑い一日でした。
Uターン台風が来るかも? 大丈夫でしょうか。
本日から 角川シネマ新宿にて「魔界転生」上映始まりましたー。
http://cinemakadokawa.jp/kadokawaeigasai/schedule_01.html
日によって時間が違うので、行かれる方はお間違えなきように。
では、まだ続いております・・21日・八王子ジュリーレポ、続きです~
手を振ってステージを去ったジュリーを待つ、アンコールタイム
ここはやはりスタンディングでお待ちしておりました。
ところで、このときのお着替えってどこでなさってるんでしょ?
どこか部屋まで行くのか?そんな暇ないから舞台袖でぱぱっと脱いじゃうのかしら
なんて不埒なこと考えながらもしっかり手拍子
おぉ!来たー
かわいいチェックに片側白い大きな花のプリント入りのスーツ、パープルのネクタイが素敵~
で・・ジュリーの立った位置、ステージ中央より若干左。私からはちょっとだけ斜め左になる感じ。
しかし・・近いっ!
マイクを手に話し始めたジュリー
「ありがとうございました。 私も疲れたから、みなさんもお疲れになったでしょう。」
・・これにどこかから「だいじょうぶー!」というやけにでかい声の返事があったけど、まぁそれはスルーで。
「しんどいのよ、私だって68なんだから!」
会場は拍手とおぉ~っというような反応。
「オリンピックで孫たちががんばってるでしょ? 負けたといっては泣き、勝ったといっては泣きね、もらい泣きだらけ。
こんなに目腫れてしまいました。・・ここも(と、おなかをさして)腫れてしまった。」
会場大笑い。
このあたりでジュリーゆっくり中央に向かって歩き出し
「時間がさかさまになってるから、困ったもんですよ。
シンクロもがんばりましたね。猛練習しかないんやろな?
あのぉデュエットでも3位になったでしょ。でね、1回もね 1位2位の放送しないの。
ね?どんなにもっとすごいか見たいじゃない?」
・・と、いつの間にかステージまん真ん中、つまり私の真正面に立って話してます!
しかも歌うときよりステージ前方・・けっこうヘリのほうまで出てきてくれて・・これはもうーめっちゃ近いっ!
「日本人は短い足でがんばって、奇抜な衣装を着てね・・こーんなところ(下半身ね)にポイントあったりするでしょ?
どー思います?」
どー思います?って・・そんな!そんなかわいいお顔で私に問われても・・困るぅ~
「中国から戻ってきた鬼コーチ井村さん、あのひとも66歳。もう選手は孫や!
孫やから怒られても 何を怒られてるかわからない・・って。困ったもんや。
(年寄りが)なんか言っても「なに怒ってんの??」ってなるのよー。
大体今までも ソ連がいてアメリカがいて日本・・ん?ソ連・・(会場の反応に、あれ?って感じで)
ソ連?ソ連・・・ ロシアか? ・・ソ連・・いっしょやん!あ、でもな?ウクライナとかな、あれもソ連やったから。
ゴルちゃんが分かれさして・・今はプーチンや。ま、ええがなぁ。」
と、はにかんだように笑うのがまたかわいいし
ソ連?ロシアか?って、こういう問いかけ系がぜーんぶ私に聞かれてるような錯覚起こすんですよね、この近さだと!
だからいちいちドキドキドキドキしてしまって。身が持たない~~
「ソ連・・ロシアの選手はけっこう年いってて、水からあがるとおばちゃんや。けど水の中では・・(くねくね~っと色っぽく体くねらせて)熟れたマーメイドや」
ぐわぁ~~!まったくもう!
会場爆笑ですが、私は笑いながらも萌え萌えで悶絶そしてうっとりですよー。
さらに、NHKでロシア選手に追跡調査した番組があって見てたけど・・と、この番組の様子を詳しく解説。
若い選手たちのトレーニングの様子を語るのが上手でねー。
「こうやって(直立不動の姿勢に右手で顔の横になにか抱える様子をして)立って、ここに(右手のところ)足があるのよ!(I字バランスです)
ここに!足!!(目をまあるく見開いてるのが・・ぎゃぁかわいいー!)
これがきつくて若い選手が泣くわけや。それにコーチが「耐えてぇー」とか言うわけや。(この言い方がなんとも切なげで色っぽかったのですよ)
「ハラショ~、ハラショ~」とか言って、・・言葉はちがうけどw」
もうー、面白いのかわいいの、なんというお方でしょうか。
「これだけ訓練して1位になった演技、素敵なはずや。見せてぇなぁ」
放送してくれないのはテレビの権利があるんかな?契約がちがうんかな?と、このあたり
「な?」「な?」「な?」と疑問系連続して投げかけるから、これが強烈強烈!
前方席はみな「これは私に聞いてるのね?!ズキューーン」と瞬殺ですわ。
あとは新体操の話だったか・・
「日本とロシア、ちがうのは足の長さだけじゃなく表現力なの。色っぽさや。」と
「(ロシアの)ソロはすごいらしいよ?」
・・と、ここでその色っぽ~い動作をロングバージョンで熱演
色気大魔王さまが自ら演じて語る!もう~~客席爆笑
これが!なんとも表現しがたいんですけど、とにかくかわいかったー
「やっぱり1位は見たほうがいいって!それを見せてくれ!」
目を肥やさなあかん!という講義でした。
肥やす・・から「肥やし」とか言って肥桶担ぐまねまで楽しそうにやってらしゃいましたよ。まったくー!
もう、ここまでも面白くってためになる(?)講義、しかもかわいすぎるジュリーが近すぎてクラクラしちゃってましたが
まだまだ語るオリンピック。
「吉田沙保里さんは・・」
と惜しくも銀メダルに終わり泣きに泣いて涙が止まらぬ様子だった吉田さんへの思いを語りました。
「この負けで終わらせず、東京オリンピックに出たほうがいい。あの人の背中を追っている人がいっぱいいるんやから。」
「勝つばかりが人生やないぞ!負けることが人生にはいっぱいあんのや。普通の人は負けばっかりや。」
と熱い熱い気持ちを切々と語られてました。
このときの熱い語りがね、なんというか・・まるで中学や高校の教室で先生がお話されてるのを聞いてるような、
小さな空間でジュリーを囲んでお話聞いてるような感覚だったんですよ。ジュリー学級の生徒になったみたいな?
先生の話に「うんうん!」と真剣にうなずきながらうっとーり
ジュリー先生の話はまだまだ続きましたが、吉田選手の年齢の話のとき
「吉田選手は31歳・・?ん?」
って、生徒たちに目配せでたずねるジュリー先生。きゃぁ~~不意打ち!と、これにもきゅんきゅんしながら、
みんな教えたいんだけどごくごく控えめに「3!33歳!さんです!」とささやいたり指で「3!」と合図したり
「ん?さん?・・ま、えっか、だから東京五輪は37?」
と、確認した模様。さらにいろいろ語られて、最後は
「・・旅に出るねん。旅に出ていろいろ経験すんねん。それを力に変えて、そんで金メダルとんねん!」
心の丈を語り終えたジュリーは、とてもすっきりしたようで
「すっきりしたー!ありがとー!ありがとー!」
あぁあんどんだけきゅんきゅんさせたら気が済むんですか~っ!!
うれしすぎる講義時間でした。
〆は
「60歳で終わるかと思ったら、ちょっと人気が出てね。そのちょーっとの人気でここまで来ました。
70歳でもうおしまいだと思うけど(えー?!の声)・・・でも歌うのはいくらでも歌えるから。(安心して拍手)
歌に勝ち負けはないから。・・負けるっていったらお客さんがいなくなるってことか?
そうなったら・・最後の一人になるまで歌うか・・?」
みたいな。最後のひとり・・・ひとりでジュリーの歌が聴けるって?
「私が最後のひとりに!!」って、みんな何がなんでもがんばっちゃうでしょーw
お話しながらこちらを見回すジュリーから目を離さず、勘違い光線もらいまくり~~!
というMCタイム・・・幸せすぎて変になってしまったけど、いいのいいのー
しばらくはこの想い出で空を飛んでいられそうです~(いまも効き目あり!)
はぁぁ・・・
たわごとにお付き合いいただき恐縮ですー。
もう少し続きます。
明日は四郎様ジュリーに会ってまいります