裁判員制度の正体 (講談社現代新書)西野 喜一講談社このアイテムの詳細を見る |
先日手話サークルで裁判員制度の講演会を聞いたので、もう少し裁判員制度について勉強しようと思って読んでみました。
帯のコピーがすごくて「恐怖の悪法を徹底解剖」「元判事の大学教授が「赤紙」から逃れる方を伝授」「日本の司法を滅ぼす、問題山積みの新制度」
それでもって内容というか文章のトーンもこれにかなり近いものがあります。
第1章 裁判員制度とはどのようなものか
第2章 裁判員制度はどのようにしてできたのか
第3章 無用な制度-誰も求めていないのに
第4章 違法な制度-違憲のデパートというべき制度
第5章 粗雑な制度-手抜き審理が横行する
第6章 不安な制度-裁判はゲーム?
第7章 過酷な制度-犯罪被害者へのダブルパンチ
第8章 迷惑な制度-裁判員にプライバシーはない
第9章 この「現代の赤紙」から逃れるには-犬が食べてしまった
終章 いま、本当に考えるべきこと
ひたすら批判しまくりの1冊です。反対の立場から読めばなかなか面白いと思います。
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