木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

NHKテレビ「みんなの手話」2008年10月~12月テキスト

2008年10月03日 23時42分37秒 | sign language
NHKみんなの手話 2008 10月~12月 (2008) (NHKシリーズ)

日本放送出版協会

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NHKテレビの手話講座テキスト。2007年度から引き続いて講師は日本手話通訳士協会の小椋会長とスマイルフリースクールの早瀬理事長、それに落語家の林家正蔵さんです。
10月からの下半期は、4~9月に放送されたものの再放送です。でもテキストは巻末の「もっと知りたい!手話単語」や真ん中くらいにある漫画「手でつなぐことば」の内容が違ったりしていますから、買って損はありません。
また、今年は講座内容のあとのページに「アフリカのろう者と手話の歴史」の亀井伸孝さんとパートナーの秋山なみさんの「ろう者の目線、聴者の気づき」が載っているのも大変お奨めです。テキストは3ヶ月に1回発行なので、今回がパート3。
秋山さんは「ろう者と英語」を書かれ、亀井さんは「手話通訳士を目指した理由」を書かれています。
「大学での講義保障(通訳)活動をするなかで、手話通訳制度の必要性を訴えることが思いのほか難しいことを実感した」亀井さんは「資格のない私からの提言は『家族の立場』という域を出ないように感じ」られたのだそうです。
そして「手話通訳者が社会で軽んじられないようにするためには、その立場を確立することが大切だ」とお考えになったそうです。
やっぱり亀井さんって素敵な方ですねぇ~。それを「手話通訳の資格を取って、きちんと手話通訳者としての意見や要望を言えるようになったらどう? 今のままじゃ、単に手話のうまい聴者でしかないよね。」と背中を押した秋山さんも偉いなぁ~。
これって、日本手話通訳士協会にも教えて上げたい。
「法人格取って、きちんと手話通訳士職能団体としての意見や要望を言えるようになったらどう? 今のままじゃ、議員や役人・企業から見たら単に「手話のうまい手話ボランティアさんのグループ」でしかないよね。」、なぜって、団体(法人)の体を為していないわけですから。
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