木のつぶやき

主に手話やろう重複の仲間たちのこと、それと新聞記事や本から感じたことを書き込んでいきます。皆様よろしくお願いします。

「モバイル・パソコンで手話通訳」の時代が来た!

2011年03月06日 19時59分00秒 | sign language
筑波技術大学でずっと取り組んでいらした「遠隔地手話通訳」が、すでにこんな形で「事業化」に向けて動き出しているとのこと。〔共同通信の記事より〕
私もイー・モバイルのD02HWを愛用していますが、今や段違いな速度の「Pocket WiFi(GP01)(下り21Mbps)」が登場。モバイルでも動画をストレスなくやり取りできる時代を背景に、モバイルパソコンやipadなどによる手話通訳が実用化というかすでに「事業化」の時代になりつつあるのですね。
これは「手話」による通訳ですが、「PC要筆」も選択できるような仕組みの実現性も高いように思いますし、いずれは「音声をネットで翻訳して字幕で表示しモバイルPCで会話」というようなシステムも可能になるかもしれません。

【携帯パソコンで障害者が手話通訳 神奈川のNPO実験】

 インターネットのテレビ電話機能を使った手話通訳の実証実験=2月24日、東京都港区

 聴覚障害者が携帯用パソコンを持ち運び、インターネットのテレビ電話機能を使って手話通訳者と会話、病院や行政機関、商店などでのコミュニケーションを円滑にする実証実験に神奈川県藤沢市のNPO法人「シュアール」が取り組んでいる。
 手話通訳者が現場に同行する必要がないため、手間や費用が軽減できるのがメリット。聴覚障害者15人や市、IT企業の協力で行った実証実験はおおむね順調で、シュアールは費用の負担方法などを詰め、秋以降の事業化を目指す。
 携帯用パソコンにはカメラと高速通信端末が付いており、事務所に24時間態勢で詰めている手話通訳者とお互いの姿を見ながら話すことができる。例えば病院の職員が手話が分からない場合、通訳がパソコンを通じて声を出し、職員に病状を説明することが可能だ。
 各地の自治体は手話通訳の派遣サービスなどを行っているが利用には限界があり、緊急時に間に合わない恐れもある。一方、自費で通訳を確保するのは障害者にとって大きな負担。わずかな時間で用が済む場合もあり、ネット活用が注目されているという。
 シュアールの大木洵人理事長は「飲食店で味の好みを伝えることも可能になり、障害者の生活の質向上につながる」と意気込んでいる。
2011/03/06 16:44 【共同通信】

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