パプリカ (新潮文庫)筒井 康隆新潮社このアイテムの詳細を見る |
この本を読もうと思ったのはDVD「パプリカ」を見たかったというのもありますが、渡辺謙が出演した「インセプション」の宣伝を見た時に「夢の中の戦い」みないな話ってどっかで聞いたことあったなぁ~とこの「パプリカ」のことを思い出したこともきっかけになりました。初版が平成5年(1993年)、文庫化が平成9年(1997年)、映画化が2007年(平成19年)ですから、今さら感想を書くのも何ですが、とっても面白いです。最初は夢の中にジャック・インして治療するだけなんですが、最後の方はどこまでが夢の中で、どっからが現実の世界なのかも判然としなくなってくるし、出てくる状況模写も「精神世界」ということではちゃめちゃだし、さすがに疲れました。
でも、この内容では原作を読まずに映画(DVD)をいきなり見たらさっぱり分からないんじゃないだろうか?って感じました。
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