観るも八卦のバトルロイヤル

映画・ドラマを独断と偏見(?)で、
斬って斬って斬りまくる。
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「美しい隣人」。今クール期待の一作

2011年01月27日 | 映画・ドラマ
 平凡な専業主婦・矢野絵里子(檀れい)は、夫・慎二 ( 渡部篤郎)と息子・駿 (青山和也)の3人家族で平穏な日々を過ごしていたが、ある日、駿が行方不明になり、無事保護されるも、同じ日に同じ場所で同じ年齢のほかの子が死亡する事件が…。
 それから1年。絵里子の家の隣に引越して来た謎の美女・マイヤー沙希(仲間由紀恵)によって、平穏な生活に不穏な空気が…。
 多分、沙希は死亡した男の子の母親なんだろうなと誰もが思う通りに、序盤からそれが明らかにされている。そしてそのことや、駿を発見した青年・松井理生 ( 南圭介)との関係や、夫・筧 雅彦 ( 高知東生)の存在などのミステリーは残されており、これは最期までひきずられるだろう。
 何せ仲間由紀恵が奇麗なのがキー。これ奇麗な人じゃないと出来ない仕掛け。同性間でも奇麗だったら文句無しに好かれちゃう法則や、もちろん異性はメロメロさを多様。
 この技、世間のOLさんもある程度は使えるね。男を落とす時や社内いじめの時なんかに…。ただし、ある程度です。やはり美人じゃないとねぇ。
 それと、絵里子さんの甘さというか、お仲間との「女の子」振りがリアルでいい。そうなんだよ。仲良しごっことか焼きもちとか。そんで初回から、仲良しさんが引っ越したから、自分も引っ越すとか…。馬鹿だなーと思うけど、多くの女性ってこういう世界で生きてるんだよね。
 脚本が女性の「女いやらしさ」を捉えていて臨場感たっぷりだ。これが自立した主婦だったら成り立たないもんね。
 ってなことで今クール目が離せない唯一のドラマ。その絵里子さんを演じる檀れいが、いかにも育ち良さそうで、旦那さんの庇護の下で生きて来た、人はいいけどねっっぇってな幸福な女性を上手に演じてます。
 離し変わるけど、渡部篤郎いつの間にあんなに年取った? 

「痛快! ビッグダディ新春スペシャル」。だった観なきゃいいのは分かってる

2011年01月27日 | 映画・ドラマ
 まずは「ビッグダディ」ファンの皆様ごめんなさい。そして、「だったら観なきゃいいのに」とおっしゃられることは承知。ごもっとも。
 なのに、なぜ観るか? 第一に島が好きなので、そこでの生活に興味があるのと、林下家の子どもたち(特に年長)がみんないい子なんだもの。ほかの大家族だと、必ず髪染めたり、ちょっとぐれちゃったりとかしているが、ここも子たちは礼儀正しくて真っ直ぐ。実に素直ないい子に育っている。まあ、奄美だから悪い方向に行きようもないが。
 それで楽しみにしていたが、母親が戻って来てから事態は一転。
 本当にまあ、この人は、何を考えて生きているのだろうか? これまでの流れはカツアイするが、今回も、またまた自分勝手に出て行くとか言って、子どもの意思など考えもせずに勝手な行動。子どもを何だと思っているのだろう。
 家族のために単身赴任で働いている夫に、「戻って来い」なだ分け分からないころまで言い出して、生活とか金銭感覚とか皆無。家計だって、任せられないから息子が担っているのを分かろうともせずに不平不満。
 その父親不在の家で、子どもしか残らないのに、「出て行く」とか良く言えるよね。
 「(ビッグダディが)子どもを引き込む(子どもがなついてる)」とか言っちゃっているが、「当たり前」。あんたが出て行っている間、十年近くも父親一人で育てたんだよ。
 社会でこういう人に出会いたくないわー。イライラする。仕事もできないんだろうなー。
 なのに、受け入れてくれる家族。乳飲み子含め自分の子どもを一度捨てているのに、受け入れてくれた。それだけでも感謝しろ! この人は自分のことしか考えられないのだろう。思うに遺伝しに傷でもあるんじゃないかな?
 もう少し頭よければ、そこそこのサラリーマンと結婚して子どもも2人くらいで、思い描いた生活できたんじゃないと思う反面、どんな人と生活してもすっとこどっこいなんだろうなー。そして不平不満を抱き続けるんだろうなー。
 背熱ながら一言苦言を。「少しは人に(家族に)感謝しろ」。
 テレビに出たいから戻って来たの? 子どもは産めてなんぼじゃなくて、育ててなんぼですよ。
 これって、テレビ局の演出だよね。こんな人この世に居ないよね。居る筈ないよね。
 お父さん働いて、テレビ局からギャラも入り(幾らかは知らないけど)、去年からが、子ども手当もあり(これだけの人数だからでかいよ)、そんなに生活苦しいかね?